初夏の陽射しがまぶしい季節、柑橘系の爽やかな香りが心地よいですね。リフレッシュにおすすめなのが日本の柑橘系精油です。

ここ数年、日本原産の植物からつくられる「和精油」が続々と登場し、注目が集まっています。ヒノキやスギ、ハッカ、月桃など北海道から沖縄まで各地域で昔から親しまれてきた植物からつくられた和精油。日本人なら誰もがホッと懐かしさを感じる香りで、地産地消や身土不二の考えからも愛用者が増えています。

 「FRAGRANT KISHU waka」は、柑橘王国・和歌山県で80年以上の歴史を持つ老舗酒造メーカーが地元の特産品を生かした柑橘系和精油ブランド。焼酎と精油の製造方法が共通していたのをきっかけに、女性10名によるプロジェクトチームを発足したのだそう。

アロマテラピーの常識を変える精油

 FRAGRANT KISHU waka (温州みかん、甘夏、柚子、檸檬、三宝柑)各5ml 税込2,160円

通常、柑橘系精油は、最も手間がかからない果皮を押しつぶして成分を抽出する「圧搾法」が一般的。柑橘系の皮には果実より多くの香り成分がありますが、紫外線を浴びるとシミの原因になる光毒性を持つ「クマリン」という成分も含まれています。そのため、これまでアロマトリートメントで柑橘系精油の顔への使用は避けられていました(夜の使用はOK)。

waka」では焼酎の醸造と同じ技術である「水蒸気蒸留法」を応用。この製法だとクマリンを含まない香り成分が抽出できます。そのため「waka」は日中でも顔につけたまま外出が可能に! アロマセラピー業界の常識を変える画期的で安全な精油です。

ジュースに使用した果実の皮を使用しています。

ビタースウィートな「温州みかん」、甘さと爽快感を兼ね備えた「甘夏」、ホッとする「柚子」、リフレッシュに最適な「檸檬」、和歌山ゆかりの上品な「三宝柑」(各5ml 税込2,160円)など、ひと口に柑橘と言ってもどれも個性的。原材料はジュースに使用した果実の皮が再利用されています。

陽射しをたっぷりと浴び、暖かい場所で育つ柑橘類の果実は、見た目も効能も太陽のよう。フレッシュな香りで落ち込んだ気分を明るく前向きにします。暑い日も、ジメジメした日も、元気になれる柑橘和精油。手放せなくなりそうです。

 [FRAGRANT KISHU waka

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