穀物・野菜・果物・肉・魚。食事の際、いったいどれくらいのバランスでそれぞれ摂取するのがいいのでしょうか?

その答えは、人間の歯の数で分かるそうです。

歯の割合が、理想的な食事の割合

アニメ形式で展開される、医学博士・真弓定夫 監修『肉はあぶない?』(美健ガイド社)という本にその内容が紹介されています。

「穀物を食べる臼歯が20本 野菜や果物を食べる門歯が8本 肉や魚を食べる犬歯が4本」

「割合にすると5:2:1だよね」

「だからこの歯の割合で食べればいいんだよ」

(『肉はあぶない?』P28〜29より引用)

つまり、穀物(5):野菜&果物(2):肉&魚(1)という割合が理想的だそう。

ちなみに、穀物や野菜・果物が実らず、魚もあまり獲れない海外の国では、肉や乳製品を中心に摂取していますが、そういった土地に住んできた人々は、日本人にはない肉や乳製品を消化するための酵素を体内に持っているそう。また、肉や乳製品を消化するために、腸の長さも短くなったのだとか。

長い歴史の中で、環境に適応するため変化していったのですね。さまざまな健康法やダイエット情報が飛び交うなか、自分の体(歯)に食事バランスの答えがあったなんて、感心しました。

体は、私たちに答えを教えてくれていたんですね。

肉はあぶない?

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