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妊娠したい! その前に摂っておきたいあの栄養素

2015/05/01 23:30 投稿

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妊娠中の女性にとって「葉酸」という栄養素の摂取がとても重要なことはよく知られるようになってきました。ところがこの葉酸、実は妊活中の女性こそ必須であることをご存知でしたか?

なぜ妊活中からなの?

妊娠すると、ごく初期の時点で胎児の神経管がつくられます。この神経管は、約28日で閉鎖し発達するにつれて脳や脊髄になる器官で、胎児のこの部分に障害があると奇形や下半身麻痺などが起こる、神経管閉鎖障害となります。葉酸は細胞の新生に必要なビタミンで、妊娠してごく初期に十分に摂取することによって、神経管閉鎖障害のリスクを軽減することができます。

(中略)

ただし、妊娠の時期を正確に予測するのは難しいため、妊娠を考えている女性は妊娠がわかってから葉酸を多く摂取するのではなく、妊娠の可能性がある段階で葉酸が多く含まれている食品を意識して摂取することが大切です。

わかさの秘密より引用)

確かに、妊娠してもすぐそれに気づくことはまれで、人によっては発覚時にはすでに妊娠3か月、4か月だった、ということも。妊活中から対策をとっておいても、決して早すぎということはないのです。

どれくらい、どうやって、摂ったらいいの?

日本でも、2000年に厚生労働省が葉酸摂取の呼びかけをスタート。妊娠する1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月の間、食事のほかサプリメントで「1日400μg の葉酸摂取」を推奨しています。

スキンケア大学より引用)

葉酸が多く含まれる食材として有名なのは、ほうれん草やブロッコリー。葉酸というと、その字面から、緑の葉物野菜ばかりを想像しがちですが、意外にも幅広い食材に含まれているようです。

カリフラワー

一食200g当たり、110㎍

赤ビーツ

一食125g当たり、116㎍

ダークチェリー

一食100g当たり、75㎍

いちご

一食100g当たり、65㎍

ピーナッツ

一食40g当たり、68㎍

ひよこ豆

乾燥豆100g当たり、340㎍

柔らかいチーズ(ブリーやカマンベール)

100g当たり、60~80㎍

牛レバー

100g当たり、592㎍

卵黄

一個当たり、31㎍

Women's Healthより引用翻訳)

ひとつの食材のみで補おうとするのではなく、いくつかを上手に組み合わせ、3食きちんと摂ることで、1日の必要摂取量を食事から確保することも不可能ではなさそうです。サプリメントで補うことももちろんOKですが、過剰摂取にはくれぐれも注意が必要。

どんなに大切な栄養素とはいえ、まずは、バランスのとれた、偏りすぎない食事が基本にあってこそですね。

[Women's Health,スキンケア大学,わかさの秘密,プレママタウン]

Pregnant via shutterstock

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