© Buenos film/Taikan USUI
5歳でチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世として即位。チベットの自由と世界平和を唱える活動を続け、1989年には、ノーベル平和賞を受賞。世界中から注目をされる存在、それがダライ・ラマ14世です。
この春、そんなダライ・ラマ法王をより近くに感じる法話のライブ中継、さらに法王に密着したドキュメンタリー映画の公開があります。
シネコンで法話を聴く4月12日(日)、4月13日(月)に昭和女子大学人見記念講堂で行われる2015年ダライ・ラマ法王14世来日法話 「般若心経・菩提心の解説・観音菩薩の許可灌頂」が全国各地の映画館でライブ・ビューイングされることになりました。
生中継でダライ・ラマ法王の教えを味わうことができます。来日法話のチケットはすでにソールドアウトとあって手に入らなかった人やそもそも遠くて会場まで行くことができない人に向けて、映画館で聴聞できるというもの。
映画館でお話を聴くことができるなんて、これは貴重な機会。どんなお話になるのか、楽しみです。
[2015年ダライ・ラマ法王14世来日法話 「般若心経・菩提心の解説・観音菩薩の許可灌頂」ライブ・ビューイング]
日
時:
《其の一》 4月12日(日)<午前の部>9:30〜11:30
《其の二》 4月12日(日)<午後の部>13:30〜15:30
《其の三》 4月13日(月)<午前の部>9:30〜11:30
《其の四》 4月13日(月)<午後の部>13:30〜15:30
会
場 :全国各地の映画館
※開場時間は映画館によって異なります。
料
金: 1公演につき 全席指定 2,500円(税込)
ダライ・ラマの素顔に迫る映画公開
6月から東京・渋谷のユーロスペースではダライ・ラマ14世を追ったドキュメンタリー映画、その名も『ダライ・ラマ14世』が公開にされます。ダライ・ラマ14世を6年間にわたって取材したもので、壇上にいる姿だけではなく、眼鏡をはずし、お茶をのみながらくつろぐ普段の様子までもが映しだされています。
© Buenos film
また、街角でダライ・ラマ14世に聞きたいことを募る試みでは「もし髪を伸ばせるならどんな髪型にしたいですか」「なぜ中国という大国にチベットという小国がきちんと主張することができるのでしょうか」などが集まりました。これらのさまざまな質問に真剣に、ときにユーモアたっぷりに答えてくれています。
最近は来日した際にコンビニに立ち寄る姿も話題になった法王。映画のなかでも普段は知り得ない素顔が垣間みられます。
ライブ・ビューイングで法話を聞いたり、ドキュメンタリー映画でだれも見たことのないダライ・ラマ法王に触れたり。いままでとは違った角度から法王を目撃するチャンスです。
「ダライ・ラマ法王14世」
企画・撮影:薄井一議/薄井大還
語り:柄本佑
監督・構成・編集:光石富士朗
特別協力:ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
製作・配給:ブエノスフィルム
2014年/日本/カラー/上映時間:116分