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ハワイ語で「月に愛されている」。南十字星が見られる特別なとき

2015/04/03 21:00 投稿

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北半球からは見ることができないと言われる「南十字星」。ですが、じつはハワイからでも見ることができるんです。ただし期間限定で、ハワイの場合は、冬から春の間(1月ごろから7月初旬ごろまで)しか南の星を見ることができません。

サンセットと南十字星が見られる

ハワイで南十字星を見るには、4月から6月くらいまでがベストシーズン。特に、4月下旬から6月上旬は、サンセットに続いて、南の空に南十字星があらわれるのを見ることができます。

南十字星を見つけるのは意外に簡単。オリオン座が西に沈むころ、南の空の低い位置に、ひし形のように見える4つ星がすぐに見つかります。

ワイキキビーチで見るなら、ビーチの東端がおすすめ。海に向かって真っ直ぐ正面に、南十字星が見えます。

ニセ十字星に注意して

ただし「ニセ十字星」に注意が必要。南十字星の右上に、もっと大きい十字があるのですが、これを南十字星と勘違いすることが多いようです。

これは、ほ座とりゅうこつ座という2つの星座の星を結んでできるもので、正式な星座ではありません。ニセ十字星は4つの星がすべて同じぐらいの明るさですが、本物の南十字星は星の明るさがバラバラです。やけに明るくてはっきりとした十字が見えたら、それはニセ十字星の可能性大。左下にある本物を確認してみてください。

ハワイ語で「月に愛されている」

オアフ島のワイキキとハワイ島のヒロでは、緯度がわずか数度しか変わりませんが、ヒロの方がずっと高い位置で南十字星を見られてびっくり。ハワイ島南端サウス・ポイントならば遮るものがないので、もっとよく南十字星が見えると思います

南十字星のハワイ語名はいくつかあるのですが、一番有名なのが「ハナイアカマラマ」。これは「月に愛されている」 という意味です。かわいい名をもつ南十字星。ぜひハワイで空を見上げてみてくださいね。

Hawaii's Sky Tonight

photo by Thinkstock/Getty Images

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