日々をすごしていると、つい「同じことの繰り返しで単調。つまらないなあ」なんて思ってしまいます。波乱万丈なのも困るけど、適度に刺激がほしいと感じるのはどうしてなのでしょうか?
日々を「つまらない」と思ったら書籍『気にしない練習:不安・怒り・煩悩を"放念"するヒント』のなかにヒントがありました。
私は「つまらない」が口から出そうになった時は、「つまらないと言いたくなるのは、自分の心のフィルターがつまって、風通しが悪くなっているからではないか」と考えるようにしています。
(『気にしない練習:不安・怒り・煩悩を"放念"するヒント』P143より引用)
本来、身近なものに目をむければ、ささやかながらも日々変化や驚きが隠されているもの。でも心が閉じてしまいフィルターがつまるときは、そんな変化も感じられずに「つまらない」と思うのかもしれません。
「つまらない」をなくすヒント「つまらない」と思うときは身近なことから目をそらして、どこか遠くに意識が向かっている。生活そのものを丁寧にすごせていないときとも言えそうです。
「丁寧」とひと口に言っても、単なる「慎重」とは違います。丁寧にすごすには、こんな感覚が必要なよう。
あることに対して、いとしさやかけがえのなさを感じなければ、丁寧にはなれない
(『気にしない練習:不安・怒り・煩悩を"放念"するヒント』P175より引用)
身近なものごとや周囲の人々への思いを感じながら、日々を丁寧に生きる。すると心が開き、つまらないという気持ちは小さくなるのかもしれません。
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