同ショップの特色は最近のチョコレートのトレンド「Bean to Bar (ビーン・トゥ・バー)」。これはカカオの焙煎からチョコレートの製造を、一貫して自前の工房で行うスタイルのこと。ビーン・トゥ・バースタイルのチョコレートは、品質を維持するため少量しか作られず「スモールバッチ」と呼ばれているそう。スモールバッチだからこそ、仕入れたカカオの特徴に応じて製法をかえるやり方がかない、それぞれのカカオの風味を最大限に活かすことができるのだとか。
ショップでは、世界中から集められたカカオ豆の個性を活かし、カカオ豆本来の味わいや、香りの表現に徹底的にこだわった板チョコレート(8タイプ)を購入できます。また、イートインも可能。チョコレートドリンクは3タイプのフレーバー(NUTTY・ FRUITY・SAVORY)から選べます。こうなると、もういろいろ試さずにはいられません。
本来、チョコレートは一期一会のものお店の方がこんな興味深いお話をしてくれました。
「カカオは果物なので同一のものが常にあるわけではありません。同じ産地のカカオでも天候や生産者によって違いがあるんです。その時その時のカカオで、チョコレートの風味も移り変わる。だからこそ、その出会いを楽しんでいただきたいと思います」。
店内デザインにも強いこだわりを感じます。壁には世界地図をかたどったタイルが施され、カカオ豆の仕入れ先が示されています。ガラス窓の向こうに製造の様子を見ることができるのも面白い演出です。
このショップで、まだ知らない本当に自分が好きな味のチョコレートを探してみたいです。
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