じっくりと自分に向き合える時間だからこそ、品質へのこだわりだけでなく、商品をとりまくストーリーも含め、自ら選びぬいた品を味わいたいもの。
たとえば紅茶。パルシックの「アールグレイ紅茶」は、スリランカの小規模紅茶生産者とともにつくられたフェアトレード商品です。環境保護とサステナブルな農業の実現を目指して、農薬や化学肥料を使用しない、茶葉の有機栽培にチャレンジしています。
良質な土づくりからスタートスリランカの南部、世界遺産のシンハラジャ森林保護区のふもとにあるデニヤヤで「アールグレイ紅茶」は生まれました。
「ひとつの心で」という意味を込めて「エクサ」と名付けられた農家グループの取り組みは、牛を飼い、堆肥をつくるところからスタート。スパイスや果物を茶畑に植えることで栄養豊富な土をつくり、茶木が育てられています。
ソーシャルプロダクツ・アワード2014特別賞を受賞つくる人、飲む人、そして環境にも優しい「アールグレイ紅茶」は、ポジティブな循環を生み出すその仕組みが評価され、「ソーシャルプロダクツ・アワード2014」にて特別賞を受賞しています。
ほのかな甘みとこく、そしてベルガモットのさわやかな香りに包まれながら楽しむ秋は、なんだかいつもよりゆったりと過ごせそうな気がします。
cup-of-hot-tea via Shutterstock