食べるということは、生きているものの命をいただくこと。そして食べた人は、それをもとにして命を作ります。食べるということは、食べられる側と食べる側、多くの命に関わること。食べることって、野性的であり、神聖なことでもあるなと思うのです。
何かを食べるとき、目には見えないけれど、作り手のエネルギーも一緒に体に取り入れているような感じがします。だから、イライラしているときや気分が乗らないときは、料理をしないことにしています。そして、外で食事をするときは、料理人が幸せそうにしているお店を選んでいます。
今日食べたもの:きのこの豆乳ストロガノフ秋の味覚と言えば、やっぱりきのこ。でも実はマクロビでもアーユルヴェーダでも、ちょっと取り方を気をつけたい食材でもあります。そこで、暖かい日で「腹ぺこだなあ!」というときのランチに。消化力の高いお昼、お腹が空いているときに食べるのがベターです。
作り方はとても簡単。きのこをざっと炒めたら、豆乳を加えて塩とたっぷりの粒マスタードで味付け。ごはんにかけていただきます。豆乳(成分無調整)のいいところは、少し加熱するととろみが出てくるところ。ホワイトソースを作る時にも便利です。食後は生姜を入れた三年番茶で、体を温めます。