「人は見かけにはよらない」。大人になれば、そんな経験をすることも1度や2度ではないはずです。見かけに頼っていけないとすれば、どこで人を判断すればよいのでしょう。「ハリー・ポッター」の作者として有名なJ.K.ローリングさんのこの言葉は、真理を捉えているように思います。
人の真価を知りたいときは「その人の真の価値観を知りたければ、その人が自分と同等の人ではなく、自分より劣った人にどう接するかをよく見なさい。」ーーJ.K.ローリング
「Business Insider」より翻訳引用
離婚後の生活苦で、うつ病になったこともあるという彼女。「ハリー・ポッター」の第1作は生活保護を受けながらの執筆だったといいます。どん底を経験したからこそ見えた真実です。
どんな人とも分けへだてなく接することは、口で言うほど簡単ではありません。自分が華々しい成功を収め、弱者の立場から離れてしまえばなおさらです。が、大成功してなお弱い立場の人を思いやれることこそ、本当に豊かな生き方なのだと思います。
「カフェグローブ」より引用
人の真価は「なにを持っているか」ではなく「どう生きているか」に表れる。J.K.ローリングさんの言葉は核心をついています。
[カフェグローブ]
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(マイロハス編集部/下岸)