ある時、アマゾンのインディオたちがゴムの木から採った樹脂樹液のなかに足をつけ、薪の煙でいぶすことで足に固めて保護をしていたことに注目。足の形に沿った皮膚のように、密着するシューズを再現したのが「iGUANEYE FSシリーズ」です。
オリヴィエさんがこだわったのは、「工業化された生活の中でも、自然の中のものを使う」こと。ボディー部分には弾力性と屈伸性に優れた100%リサイクル可能なゴム素材の「エラストマー」を使っています。インソールにはコルクとラテックスを使い、表面には革を張って快適な履き心地を実現しています。
日本の足袋が気になっていたフランス・パリ生まれのデザイナーが、アマゾンのインディオの知恵を得て生み出したフットウェアは、ポルトガルで作られ、日本でも購入できるようになりました。ボディが6色、インソールが6色あり、それぞれ好きな組み合わせで9000円(税別)で販売。インソールのみ2000円(税別)での購入もできます。サイズは現在は23cmから27.7cmまでの展開となっていますが、今後さらに増やす計画だそうです。
ボディをロシアンヴァイオレット、ソールにはイエローグリーンを選んだ組み合わせ
世界をぐるっと一周回ったアイデアがつまったこのシューズは、日本国内では青山にオープンした「iGUANEYE Aoyama Main Store」で出会えます。
住所:東京都港区南青山5-6-14
営業時間:10:00~20:00
電話番号:03-6427-2703