ヴァージン・レコードやヴァージン航空など、様々なビジネスを展開するヴァージン・グループ。その創立者で、新しいことやチャレンジが大好きなリチャード・ブランソンがこのたび、グループの社員に対し、好きなときに好きなだけ休みをとれる「無制限の有給休暇」制度を取りいれはじめました。 社員を信頼している
理由は、社員の仕事の効率化をはかるとともに、「社員は仕事内容で評価されるべきであり、働く時間の長さなどで評価されるべきではない」というのと、「もっと家族との時間を過ごすべき」という、リチャード・ブランソンらしい考え方です。最初は直属の部下170人で始めるそうですが、うまく行けばグループ全体に広がるそうです。
今回のヴァージン・グループの画期的な制度導入による、巷の反応はというと......
「リチャード・ブランソンをボスに持ちたい。きっと彼の社員たちは他の会社の社員たちよりも生産的な仕事をしてるだろう」
「こういう(ヴァージン・グループのような)会社環境だと同僚同士の嫉妬とかゴシップとかなさそう」
「職場環境がポジティブならば、こういう制度もうまく行くだろうけど、そうでなければうまくいかないかも」
(「NPR」より引用)
と、賛否両論のようですが、個人的には今後どういう効果がでてくるのか楽しみです。このように、社員の能力を信頼した制度は社員のモチベーション、仕事の効率も上げるのではないかと思います。
このヴァージン・グループの成果によっては、同じ制度を取りいれる会社も増えるかもしれません。
[NPR]
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