この調査結果は、アメリカの都市環境と小児ぜんそくを研究している機関で出されたもの。統計なので決して確実とは断言はできませんが、アメリカの数箇所の都市で生まれた赤ちゃんたちを生後3年間追跡した結果、細菌やアレルゲンが多い家庭で育った子どもたちより無菌状態の環境で育った子どもたちのほうが、ぜんそくを患う可能性が3倍高いという研究結果が出たそうです。
また、調査によると、赤ちゃんが生まれた最初の1年が、家庭の細菌にさらすのにいちばん重要なタイミングだということです。
子どもたちに何を与え、何から遠ざけるべきか。無菌状態の環境が子どもたちにとって必ずしもいいとは言えないようです。子どもたちが触れたり接するものに、より注意を払う必要があると思います。
過度の糖分が含まれた食べ物、加工食品、遺伝子組み換えの食べ物、環境毒素、過度のワクチン接種、塗り薬など、食べ物、飲み物、薬品などがどのように子どもたちにさらされいるか、私たちはあまり意識していないかもしれませんが、もしかしたらこれらが子どもたちの早発型の病気に関係しているかもしれません。
「Collective Evolution」より引用
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