肌のケアに気を使っているつもりでも、突然できてしまう、やっかいな大人ニキビ。ストレスが想像以上にたまって、ホルモンバランスが乱れているのかもしれません。あるいは、食生活を見直す必要があるのかも。
「白い炭水化物」を控えめにドイツのサイト「RTL」に紹介された記事によると、大人ニキビの対策としては、上白糖など、いわゆる「白い炭水化物」をできるだけ控えることがいいのだそう。
皮ふの専門医トーマス・ディルシカ氏によると、血液中の糖レベルを一気に上昇させるため、ホルモンを著しく活性化させ、ニキビ箇所を炎症させてしまう。白いパンや白いごはんなどの代わりに、できるだけ玄米やその他の穀物を摂取すること。甘いものが口ほしくなるときは、新鮮なフルーツを食べるようにしましょう。
(「RTL」より引用)
また、乳製品、肉製品に含まれるたんぱく質も炎症を促進するので、できるだけ控えることをすすめています。
ドイツの暮らしの知恵身近にある自然なものを使って肌の状態を整える、いわゆる生活の知恵のようなものがドイツにはたくさんあります。
たとえば、肌のべたつきが多少気になるならば、ベーキングパウダー適量を水で練り、やさしく両手で洗うとスクラブ効果があります。週にいちど程度、洗顔に取りいれるのがおすすめです。また、肌のきめを整えるならば、リンゴ酢やカモミールのエッセンス(もしくはカモミールの紅茶)を水で薄くうすめたものをトナー(化粧水)として使うこともあります。カモミールには肌を抗菌作用で守るだけでなく、潤いを与え、乾燥を防ぎ、自然治癒力を高める力があることが知られています。
とはいえ、肌の状態やニキビの症状により、その効果は人によってそれぞれ。アレルギーの心配もありますから、試すまえには必ずテストを行うようにし、ひどい場合には専門家に相談されることをおすすめします。
[RTL , 大人ニキビ 治療と対策]
beautiful brunette via Shutterstock