沸騰したお湯にさっとくぐらせ皮を湯向きして潰し、トマトピューレにしました。煮沸したビンに詰めて長期保存出来るようにします。でも、ビンごと冷やしてそのまま飲むと・・・それはそれはおいしいトマトジュース。レモン汁とビールで割ったらカクテル、ブラッディ・マリーの出来上がり。冷たいトマトスープ、ガスパチョもピューレがあればすぐに作れます。角切りにしたきゅうり、セロリ、刻んだパセリ。それからオリーヴオイルと塩こしょう。
ほかにも、スライスしたトマトをソーラークッカーでセミドライにしました。ソーラークッカーとは、太陽熱を利用したオーブンです。太陽光が強ければ強いほど温度が上がります。だいたい60~80度くらいで半日ほど置いておくと、ちょうどよい干し具合になります。
ビンに詰めておけば、いつでも濃厚なトマトソースが作れます。でも、味見と称してちょこちょこ食べていると、あっという間になくなってしまうほど甘くて美味。
一足お先に梅雨入りした沖縄の貴重な晴れ間に、こういうものをせっせと作っています。
そしてトマトの酸味は、こんなじめじめした時期、さーっと食卓をさわやかにしてくれます。チャーハンにもトマトを入れたり、トマトと玉子の炒めや、トマトと魚のスープ......。トマトが主役の料理、はたまた出汁代わりと大活躍です。