春は出会いの季節です。意気揚々と期待が膨らむ一方で、同時に出会った相手がどういう人なのかわからないという不安も感じます。
誰だって傷つきたくありません。だからこそよく知らない相手には身構えてしまいます。でも身構えた姿勢で相手の言葉を受け止めたとき、必要以上にネガティブに受け止めてしまうことも。
そんなときに心がふと軽くなる、こんな言葉がありました。それは果てない空や草原から安らぎの世界を描く絵本作家、葉 祥明さんの著書『気にしない』に書かれた一文です。
「気にしない。その人だって、何気なくふと言っただけ。」
葉 祥明「気にしない」より引用
何気なくふと言ってしまうことって、誰にでもあります。そんな風のように流れるはずの言葉に執着している間にも、時間は去ってしまいます。「今を生きるためにも気にしないでいいんだよ」と、そう励まされるような一文です。
[気にしない]
Meeting of friends image via shutterstock
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