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私の散歩に革命をもたらした、ある靴との出会い。甲斐みのり「コンフォート雑貨のある暮らし」

2014/04/03 00:00 投稿

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元は雑貨店だったビルの一室にオープン。りんご箱を積み上げ、移動可能な棚に。

旅や散歩を題材に本を書いているので、仕事でもプライベートでも、とにかくよく歩きます。

はじめて訪れる土地ならばなおのこと。知らない店や風景への好奇心が先走り、気がつけば常にちょっと小走り。気になる看板を見つけて思わず駆け出し、同行者や地元の人に驚かれたりあきれられたりするのも一度や二度ではありません。

そうして出会った人や店やお菓子や景色が、私の日々の喜び。みんなに「こんなにすてきなものを見つけたよー」と伝え続けていきたいのです。

旅や散歩、町歩きに大切なものがふたつあります。

ひとつはカメラ。もうひとつが歩きやすい靴。それまでの私は、そう値段の高くない靴をどんどん履き潰してきたのですが、昨年の夏から一変。ある靴との出会いが、私の旅や散歩に革命をもたらし、さらにぐんぐんすたすた歩くように。

靴とともに並んでいるのは、旅がテーマの本。NAOTの靴を履いて出る旅のお供に。

旅先の集まりでそこにいる6人中4人が、「NAOT(ナオト)」の靴を履いていたのです。

日本人男性の名前のような、不思議な響き。NAOTとはヘブライ語で、オアシスを意味するそう。イスラエルで70年以上の歴史ある靴職人の集まりで、一足ずつ丁寧に手作りされた靴は、履き心地もよく足も疲れません。

さっと脱げるサボ型の靴は、飛行機や新幹線移動の際、ちょっとした時間を利用して足を休ませることができて旅のとき重宝。

温暖で過ごしやすい気候に恵まれたイスラエルの人たちは、一年のほとんどをサンダルで過ごす人が多い土地柄。そのためNAOTの靴も、サボやサンダルが充実しています。旅には電車や飛行機移動がつきもの。そんなときサボならば、座席に腰掛けている間、さっと足を外に出し、休ませてあげることができます。加えてふかふかのクッションのようなインソールが自分の足の形になじみ、ともすれば靴を履いているという感覚を忘れてしまうほど。

色、形、サイズ、種類も豊富で、自分好みを選ぶことができます。

写真左:私が2足目に欲しい、ストラップ型の靴。

写真右:赤や白の色や、ストラップの形は、ワンピース姿を好む女性にもぴったり。

私は最初に定番の黒色のサボを購入したけれど、夏に向けてサンダルと、それからフォーマルな装いにも合わせられるストラップタイプ、2足の買い足しを検討中。

これまでNAOTの直営店は、奈良「風の栖」のみ。

それがこの春、東京の蔵前に2店舗目の直営店「NAOT TOKYO」がオープンしました。隅田川沿いに建つビルの一室。窓の外に目を向けると、川とスカイツリーの絶景。店内にはNAOTの全ラインナップとともに、旅がテーマの本も並んでいます。

お店があるのは隅田川沿い。スカイツリーが間近に見える窓からの風景は絶景。川には水上バスや屋形船も行き交います。

営業日は金曜日と土曜日、週2日。週末にNAOTで買った靴をそのまま履いて、すぐ近所の浅草や上野散策というのもおすすめです。

最後に、NAOT愛用者のちょっとした特徴を。

夫婦で履いている人が多いのが面白い。旦那さんか奥さん、はじめはどちらか一方が履きはじめ、そのうち二人でという傾向。

毎日育てる楽しみ、ともに歩く楽しみを実感すると、大切な家族や友人にも、おすすめしたくなるのです。

NAOT TOKYO
住所:111-0043 東京都台東区駒形2丁目1-8 楠ビル301
電話:03-5246-4863
営業日時:金曜日・土曜日 12:00~19:00
www.kazenosumika.com
www.naot.jp

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