この記事以外でもう1つ忘れられがちなのは食物繊維(≒セルロース)もカロリーはゼロではないって事ですね。 食物繊維がほぼ0Kcalとして扱われるのは食事量が十分で扱いにくいセルロースのエネルギーの吸収が必要ない場合においてのみです。 確かに人間自身はセルロースの分解能力はありませんが腸内細菌が分解したものを間接的に吸収する能力を持っています。 セルロースは立派な炭水化物なので物理的熱量はでんぷんとほぼ同じですが分解が困難なため普段は手を出さないだけにすぎません。 極度の飢餓状態であれば腸内細菌経由のルートででんぷんの80%以上のエネルギーをセルロースから吸収することができます。 ダイエットをしている人の中にはご飯を減らして野菜を増やしている人がいますが、 場合によては同じカロリーを味気ない形で取っているだけに過ぎないかもしれません。 体重は脱水、筋量減少、骨量減少など色々な方法で減りますが、 脂肪が消費されるのは長時間の運動や基礎代謝が主体です。 基礎代謝は筋量の増加で増えますので医療機関で薦められるダイエットの手法は運動療法が主体になるわけです。 (糖尿病など肥満以外の疾患では食事療法も多用されます)
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この記事以外でもう1つ忘れられがちなのは食物繊維(≒セルロース)もカロリーはゼロではないって事ですね。
食物繊維がほぼ0Kcalとして扱われるのは食事量が十分で扱いにくいセルロースのエネルギーの吸収が必要ない場合においてのみです。
確かに人間自身はセルロースの分解能力はありませんが腸内細菌が分解したものを間接的に吸収する能力を持っています。
セルロースは立派な炭水化物なので物理的熱量はでんぷんとほぼ同じですが分解が困難なため普段は手を出さないだけにすぎません。
極度の飢餓状態であれば腸内細菌経由のルートででんぷんの80%以上のエネルギーをセルロースから吸収することができます。
ダイエットをしている人の中にはご飯を減らして野菜を増やしている人がいますが、
場合によては同じカロリーを味気ない形で取っているだけに過ぎないかもしれません。
体重は脱水、筋量減少、骨量減少など色々な方法で減りますが、
脂肪が消費されるのは長時間の運動や基礎代謝が主体です。
基礎代謝は筋量の増加で増えますので医療機関で薦められるダイエットの手法は運動療法が主体になるわけです。
(糖尿病など肥満以外の疾患では食事療法も多用されます)