>>21 スラリン氏の記載については根拠が見つけられなかった部分もありますが大多数の部分で科学的根拠に基づいていますよ。 糖の枯渇にて筋肉、骨の分解が起こるのは事実です。 肝臓にてタンパク質→アミノ酸→アセチルCoA→ケトン体と変化させそのケトン体を脳に運んでアセチルCoaに戻して消費するという経路が存在しています。 問題となるのはその起源となるタンパク質が生命維持には直接悪影響のない部分の組織を分解したもの又はそこに供給される予定だったものとなっている事です。 例えば頭髪はなくても生命維持には直接悪影響はありませんし(禿で死ぬ人はありません それを苦に自殺する人はいるかもしれませんが)皮膚の代謝についても1か月程度なら止めても肌荒れはしますが死にはしません。 また指先の筋力であれば多少落ちてもすぐには死なないといったように支障のない部分から徐々に切り捨てて重要な部分に損傷が及ばないようにする防衛機構が存在しています。 その結果としてタンパク質の不足とは無関係に糖の不足のみで筋力の低下、骨量の低下が起こります。 (糖を補うために必要量を超えてアミノ酸をとり続ければ骨量や筋力の維持はできますがサプリメントとしてアミノ酸そのものを多量に摂取する必要がありそれなりに苦痛を伴うものです。 一方タンパク質の形で摂取した場合、必要量を摂取しようとすると消化が追いつかず下痢を起こしてしまいます。 そういった事から大多数のダイエットをしている人は筋力、骨量が低下します) そして骨の骨格がコラーゲンであることをお忘れでしょうか? あくまで骨はリン酸カルシウムの塊ではなくコラーゲンの骨格にリン酸カルシウムが付着したものです。 ですので骨量の減少は必ずしもリン酸、カルシウム、ビタミンDの欠乏によって起こるとは限りません。 また、事情はそれますがストレスがかかると血中および細胞間液のカルシウム濃度を増加させることで対抗しようとします。 (神経細胞の特性上細胞間液のカルシウム濃度が増加すると刺激に鈍感になります) そして食糧不足は立派なストレスです。 こういった2重の事情から骨量は筋肉量に比べ余裕がないにも関わらず優先して分解されてゆきます。 >特に高齢者が欠如し易いのが「たんぱく質」~ の節については残念ながら根拠を見つけることができませんでした。 私の調査不足かもしれませんしスラリン氏の事実誤認かもしれません。 >あんたらの理論だと、イヌイットや高知能の肉食動物はどうやってグルコースを得てるんだ?? この分については肝臓のグリコーゲンだけが糖源だと誤解されているようですね。 肝臓だけに糖を貯蔵した場合、糖が必要となった場合に肝臓のグリコーゲンが分解されて血流に乗って末端の細胞に行き着くまでに数分の時間がかかってしまいます。 逃げるといったような緊急性のある運動をしなければならない状況では時間的側面から見ると例え1分で到達したとしても必要な瞬発性に対して10000倍位の時間がかかってしまいます。 ですので筋肉、神経細胞を含めそれぞれの細胞が糖を貯蔵しています。 個々の細胞の貯蔵量は少量ですが数十億~数百億…場合によっては一兆を超える細胞があるのでその量は無視することができない量になります。 肝臓のグリコーゲンはあくまで緊急時向けの貯蔵であって主体ではありません。 >そもそも、減量するなら炭水化物をどれだけとろうと、かならずグルコースは不足する状態になる~ また…脂肪の消費ですが必ずしも塔が不足した時に起こるわけではありません。 糖は分解が早く瞬発性がいいエネルギー源ですが必ずしも効率の良いエネルギー源ではありません。 重量当たりの抽出可能なエネルギー量では脂肪は糖の2倍以上もあり、糖が糖タンパクを作るといったような毒性は脂肪には存在しません。 そういった辺りも関係して多量のエネルギーを生産する必要がある場合は脂肪を使います。 例えば15分以上継続する運動などが糖が余っていても脂肪を使う活動に該当します。 (日本人の場合すぐエスカレーターを使ったり電車に乗ったりして15分以上継続して歩き続けるといたような事が少ないことが問題なのです…)
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>>21
スラリン氏の記載については根拠が見つけられなかった部分もありますが大多数の部分で科学的根拠に基づいていますよ。
糖の枯渇にて筋肉、骨の分解が起こるのは事実です。
肝臓にてタンパク質→アミノ酸→アセチルCoA→ケトン体と変化させそのケトン体を脳に運んでアセチルCoaに戻して消費するという経路が存在しています。
問題となるのはその起源となるタンパク質が生命維持には直接悪影響のない部分の組織を分解したもの又はそこに供給される予定だったものとなっている事です。
例えば頭髪はなくても生命維持には直接悪影響はありませんし(禿で死ぬ人はありません それを苦に自殺する人はいるかもしれませんが)皮膚の代謝についても1か月程度なら止めても肌荒れはしますが死にはしません。
また指先の筋力であれば多少落ちてもすぐには死なないといったように支障のない部分から徐々に切り捨てて重要な部分に損傷が及ばないようにする防衛機構が存在しています。
その結果としてタンパク質の不足とは無関係に糖の不足のみで筋力の低下、骨量の低下が起こります。
(糖を補うために必要量を超えてアミノ酸をとり続ければ骨量や筋力の維持はできますがサプリメントとしてアミノ酸そのものを多量に摂取する必要がありそれなりに苦痛を伴うものです。
一方タンパク質の形で摂取した場合、必要量を摂取しようとすると消化が追いつかず下痢を起こしてしまいます。
そういった事から大多数のダイエットをしている人は筋力、骨量が低下します)
そして骨の骨格がコラーゲンであることをお忘れでしょうか?
あくまで骨はリン酸カルシウムの塊ではなくコラーゲンの骨格にリン酸カルシウムが付着したものです。
ですので骨量の減少は必ずしもリン酸、カルシウム、ビタミンDの欠乏によって起こるとは限りません。
また、事情はそれますがストレスがかかると血中および細胞間液のカルシウム濃度を増加させることで対抗しようとします。
(神経細胞の特性上細胞間液のカルシウム濃度が増加すると刺激に鈍感になります)
そして食糧不足は立派なストレスです。
こういった2重の事情から骨量は筋肉量に比べ余裕がないにも関わらず優先して分解されてゆきます。
>特に高齢者が欠如し易いのが「たんぱく質」~
の節については残念ながら根拠を見つけることができませんでした。
私の調査不足かもしれませんしスラリン氏の事実誤認かもしれません。
>あんたらの理論だと、イヌイットや高知能の肉食動物はどうやってグルコースを得てるんだ??
この分については肝臓のグリコーゲンだけが糖源だと誤解されているようですね。
肝臓だけに糖を貯蔵した場合、糖が必要となった場合に肝臓のグリコーゲンが分解されて血流に乗って末端の細胞に行き着くまでに数分の時間がかかってしまいます。
逃げるといったような緊急性のある運動をしなければならない状況では時間的側面から見ると例え1分で到達したとしても必要な瞬発性に対して10000倍位の時間がかかってしまいます。
ですので筋肉、神経細胞を含めそれぞれの細胞が糖を貯蔵しています。
個々の細胞の貯蔵量は少量ですが数十億~数百億…場合によっては一兆を超える細胞があるのでその量は無視することができない量になります。
肝臓のグリコーゲンはあくまで緊急時向けの貯蔵であって主体ではありません。
>そもそも、減量するなら炭水化物をどれだけとろうと、かならずグルコースは不足する状態になる~
また…脂肪の消費ですが必ずしも塔が不足した時に起こるわけではありません。
糖は分解が早く瞬発性がいいエネルギー源ですが必ずしも効率の良いエネルギー源ではありません。
重量当たりの抽出可能なエネルギー量では脂肪は糖の2倍以上もあり、糖が糖タンパクを作るといったような毒性は脂肪には存在しません。
そういった辺りも関係して多量のエネルギーを生産する必要がある場合は脂肪を使います。
例えば15分以上継続する運動などが糖が余っていても脂肪を使う活動に該当します。
(日本人の場合すぐエスカレーターを使ったり電車に乗ったりして15分以上継続して歩き続けるといたような事が少ないことが問題なのです…)