どうしても部屋が散らかってしまうというとき、原因のひとつにモノの多さがあります。なんとなく買ってしまったものや、いつか使うかも......と取っておいたものが増えすぎると、収納スペースが足りず、部屋にあふれてしまうことになります。
けれど、捨てなくちゃと思っていても、なかなか行動に移せないことってあります。ものを捨てるには勇気が必要です。片付けなきゃいけないのに、捨てられない......そんな悩みに効く、こんな言葉を見つけました。
モノを大切にすることは、使ってあげることモノを大切にするということは、使わずに残しておくことではなく、必要な場面でちゃんと使ってあげることですよ。
(「収納王子コジマジックの魔法のかたづけ術」18ページより引用)
セールでなんとなく購入した服が、引き出しのなかに仕舞いっぱなしなっていることがありました。そんなとき、その服を活かしきれていなかったのかもしれません。
この本の著者は、小島弘章さん。お笑いタレントとして活躍しながら、整理整頓アドバイザーとしても活動しています。彼は、漫才と整理整頓が似ていると言います。
漫才のネタって、使い捨てなんですよ。だけど、一生懸命つくったので、なかなか捨てられない。東京進出を機に、それらを1個1個、整理してみたら......なんと9割がもう使えないネタだったんです。活かせるネタはファイル1冊に収まりました。それで心と頭の整理ができました。
(「収納王子コジマジックの魔法のかたづけ術」5ページより引用)
思い切って、ひとつひとつ整理してみる。そうすると、本当に大切にできるものが見えてきそうです。
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(マイロハス編集部/下岸)