私たちの血液や筋肉、肌や髪などが健やかに保たれるのは、肝臓がきちんと働いているからこそと言われるように、肝臓は「栄養の吸収と消化・解毒担当」。不必要なものは体外に排出(解毒)し、必要な栄養は吸収して全身に巡らせるという働きをしています。
そして、この解毒作用には食べ物やアルコールだけではなく、精神的な毒(ストレス)も含まれています。最近わけもなくだるい、イライラする、不安感がある......なんて人は、肝臓の疲れが原因のひとつにあるのかも!?
そこで、今回は肝臓を労りながら、心身をリフレッシュさせる『ひねった椅子のポーズ』と肝臓ケアをご紹介します。
ひねった椅子のポーズ【主な効能】
内臓の活性化、お腹と太ももと引き締める、気持ちをリフレッシュさせる。
1.両足を揃えて立ち、息を吸いながら両手を上に伸ばし、上体を伸ばす。
2.上体の伸びをキープしながら、息を吐き、椅子に腰かける様に膝を90度に曲げる。
3.息を吸いながら、上体を右にねじり、左の肘を右の膝の外側にかける。
4.息を吐きながら、胸の前で合掌し、ねじりを深める。3~5呼吸程キープ
5.ポーズをほどいたら、ひと呼吸リラックス。反対側も同様に行う。
<POINT>
腰が反りやすい人は、下腹を引き締めながら腰を落とします。上から見た時に、両膝の位置が揃うように意識するとよりGood!
春の肝臓ケアとは?肝臓の負担を減らすには、消化・排出に時間のかかる質の高い食事(高たんぱく・高脂肪)は控える他、精製された白砂糖や、サプリメント等にも注意が必要です。天然由来の素材で出来ていても、体にとっては過剰な栄養に。これらをしばらく抜くことで、肝臓が休まり、心も体もすっきりと冴えていきますよ。
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(村上華子)