6月と言えばジューンブライド。結婚式にお呼ばれしたという方も多いのではないでしょうか。
最近のウエディングシーンでは、エシカルな要素を取り入れているカップルが少しずつ増えてきているようです。お料理にオーガニックの食材を使ったり、児童労働のないコンフリクト・フリー(紛争の資金源となっていない)の金属を使ったウエディングリングを選んだり。オーガニックコットンのウェディングドレスを着て、引き出物にフェアトレードのものを用意する......。こうやって考えてみると、ウェディングとエシカルはとっても相性がいいものだというのがわかります。人生最良の日を、大切な家族や仲間はもちろん、地球や世界をもよろこぶものにできるなんてとっても素敵です。
でも、日本の結婚式の多くは式場のパッケージから選ぶというもの。パッケージ外のものを利用するには余計な手間もお金もかかってしまって、スムーズにはいきません。だからといって、すべてをオリジナルでプロデュースするには時間も労力も足りない......。そんな事情を踏まえ、この6月1日に誕生したのが、エシカルなウエディングをプロデュースしてくれる会社「Walk in Beauty」です。
立ち上げたのはフェアトレードブランドのピープル・ツリーで9年間、営業を務めたという加唐花子さん。Walk in Beautyとは、ネイティブ・アメリカンであるナバホ族の祈りの言葉で「調和のとれた美しい世界を歩けますように」という意味があるそう。「この言葉は、出会ってからずっと、私の道しるべです。美しい世界がずっと続いていくよう、自分のできることを惜しまずやろうと思います。」と、加唐さんはオフィシャルブログで綴っています。
一生に一度の結婚式、自分のわがままをかなえつつも、関わってくれるみんなを幸せにできるものにしたい。そんな夢を一緒にかなえてくれる心強いパートナーになってくれそうです。
photo by Thinkstock/Getty Images
(杉本真奈美)
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