肌を露出する機会の多い夏は、傷跡やワキやひじ、ひざなど皮膚の黒ずみが気になりますよ。そこで、連載4回目は、ボディの黒ずみの原因と対策についてご紹介します。
黒ずみは早めのケアで対抗!
皮膚は傷を負ったり摩擦によって角質に損傷がある場合、治癒&強化を同時に行います。その時に、皮膚を強くするためにメラニンが多く発生するため、皮膚が黒ずんでしまうことがあります。
黒ずみ部分は、新陣代謝が悪くなる、皮膚のターンオーバーが遅れ、古い角質が蓄積し、新しい肌が生まれにくい状態になります。さらに、皮脂の分泌が減ることで、乾燥や角質層が荒れてしまうことも。
ほうっておくと、乾燥による痒みから皮膚を掻き壊してしまい、黄色ブドウ球菌が増えて湿疹になってしまったり、さらに、黒ずみが広がるキケンも。このように、将棋倒し的に肌ダメージを広げないためにも、なるべく早めに鎮静させることが重要です。
化学合成成分による肌トラブルも黒ずみの原因に
また、いままで普通に使っていた市販の製品やで、突然かぶれを引き起こす人が増えています。これは、一定の化学合成成分を長期間使い続けることで、配合されている成分が刺激となり、アレルギー反応を引き起こす可能性があるためです。特に、肌の乾燥しがちなときや、バリア機能が弱まったときに多く起こります。
大きな肌トラブルにつながる前に、植物オイルやナチュラルコスメのクリームで、しっかり保湿を心がけてバリア機能を保つようにするのがおすすめです。
日焼けのアフターケアをお忘れなく!
日焼け後の肌は、乾燥が大敵です。日差しを浴びた後の夜には、オイルケアを欠かさず行なうと、乾燥を防ぎ艶肌をキープすることができますよ!
日焼けの後には、バスタイムに「純粋ハチミツ」と「植物オイル(エキストラバージンオリーブオイルや太白胡麻油など)」を各大さじ2〜3程度の量で混ぜあわせて、黒ずんだ箇所を中心にカラダに塗ってゴマージュし、鎮静パックケアをするのもおすすめです。
また、前回ご紹介したデオドラントスプレーは、角質の硬化を防ぐ働きもありますので、ワキ以外にも角質が固くなっているところにスプレーして、古い角質が増えるのを防ぐのもおすすめです! ぜひお試しあれ。
photo by Thinkstock/Getty Images
(立川奈緒子)
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