エネルギーが必要な夏に利用したい梅干しパワー。「疲労回復、毒消し効果も! 梅雨に梅干しがおすすめな理由」でもその効果を紹介しましたが、日本人には欠かせないだけあって、「南高梅」の産地・紀州では、産業廃棄物として捨てられる種の量は、1日1トンにもなります。
そんな大量廃棄している梅干しの種を何とか活用したいと生まれたのが、炭焼きの技術で再資源化した「梅炭」。梅炭は、空気を通す穴が小さいため、「備長炭」よりも消臭・吸湿・調湿効果に優れています。
手のひらサイズのエコプランタ
そんな梅炭と古紙を合わせて作られ、優れた調湿効果で清潔に植物を育ててくれる「eeiiuu/PaperPlanter」。
梅炭でできた手のひらサイズのスティックプランタ、アクリル板、ハーブの種と水やり用のスポイトがセットになっているので、栽培はこちらのキッドだけでOK。商品を開発したのは「農業をもっと身近に」をコンセプトに、京都で持続可能な社会を目指す活動をしている「マイファーム」。
ハーブの種類は、カモミール、ペパーミント、オレガノの3種類。日当たりの良い場所で育てれば、10日ほどで双葉が顔をだすそう。食べられる大きさまで育てるには植え替えが必要ですが、スティックの特殊な構造によって双葉の状態が2か月ほど長持ちするので、デスクやキッチンなど置き場所を選ばず楽しめるのが嬉しいです。
eeiiuu/PaperPlanter/オレガノ・ペパーミント・カモミール
価格:各1,260円(税込)
(若松真美)