朝起きて、会社へ行き仕事をして、帰って寝る......。スペシャルなことが起こることなく、平凡な毎日は淡々と過ぎていきます。
でも、何気ない毎日のなかでもふとした瞬間に心動かされることがあります。たとえば、見上げた空の青がキレイだったり、初めてランチに行ったお店が当たりだったり、同僚に言われた何気ない言葉がとてもうれしかったり。もし、少しでも心が動いたなら、その瞬間を小説にしてみるのはいかがでしょう。
小説を書く、と聞くと、才能のある作家にしかできないことのようにも思えますが、そうではなく、気軽な気持ちで毎日の暮らしのことを小説にしてみる。そんな「暮らし」と「生活」をテーマにした新しい文学賞「暮らしの小説大賞」が6月から応募をスタートしました。
暮らしの小説大賞のコンセプトは
日々の暮らしの大きくても小さくてもかまわない、あんなこ事やこんな事に対する感情に、真摯に向き合った時にうまれた小説と出会い、世の中に送り出していきたい。
選考委員は、映画「かもめ食堂」のフードスタイリングや、著書著書に『LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん。(1巻、2巻、3巻)』で有名な飯島奈美さんや、インテリアショップ オルネドフォイユ・オーナーの谷あきらさん、ブックディレクターでBACH(バッハ)代表の幅允孝さん。作家が選ぶのではなく、暮らしのスペシャリストが選ぶ賞という点でも、新しい文学賞です。
長編なら400字詰め原稿用紙換算で200~500枚程度(8~20万字程度)。短編は、作品集として相当字数であればOKです。締切は12月なので、今年の夏休みの宿題として、コツコツ書き始めるのが良さそう!
[暮らしの小説大賞]
◆内容:生活・暮らしの基本を構成する「衣食住」のどれか一つか、もしくは複数がテーマあるいはモチーフとして含まれた小説であること。
◆資格:プロ、アマ問いません。原稿は、未発表の作品に限ります。また、他の文学賞との二重投稿はご遠慮下さい。
◆ジャンル:自由です。
◆応募原稿:400字詰め原稿用紙換算で200~500枚程度(8~20万字程度)。短編の場合は、作品集として相当字数のものでご応募下さい。
◆応募方法:テキスト形式で保存したファイルを、下記応募フォームよりお送り下さい。(手書き原稿や持ち込みは不可)
◆賞:大賞受賞作は単行本として出版いたします。単行本出版の際には、弊社規定の印税をお支払いたします。
◆応募締め切り:2013年12月15日
◆選考方法:選考委員と産業編集センター出版部により選考いたします。
◆発表:2014年5月 産業編集センター出版部ホームページ上にて受賞作および詳細を発表いたします。
※諸注意
審査途中での問い合わせには応じられません。
第三者の権利を侵害した作品(他の作品を模倣するなど)は無効といたします。またその際に発生した権利侵害に関わることがらについては応募者の責任となります。
受賞作の著作権は著者に、出版権、webなどへの掲載権、その他二次利用的利用権などの諸権利は株式会社産業編集センターに帰属します。
本賞応募に際してご提供いただきました個人情報は、選考および本賞に関する結果通知などに限って使用いたします。
◆主催:産業編集センター出版部
photo by Thinkstock/Getty Images
(マイロハス編集部/篠田)