あのブランドンのバッグが欲しいな、ちょっと高いけどあの靴が欲しいな、と考えることは楽しみのひとつ。
実際買うときもうれしくなりますが、実は、「買い物の妄想は実際にその物を買う以上に人を幸せな気持ちにする」という研究結果が、兄弟メディアのライフハッカーで紹介されています。
ミズーリ大学のMarsha L. Richins氏は論文で次のように書いています。
「物質主義な考え方をする人はショッピングを想像するだけでつかの間の幸せを感じることができます。
彼らはいつも買い物のことを考えているので、その考え一つで幸せな気持ちになれるのです。しかし、買い物に伴うポジティブな感情は、あまり長持ちしません。購入したことの喜びも確かにあるのですが、購入前のそれと比べるとそんなに強いものではないのです」
つまり、買い物すること自体でも満足感は得られますが、何を買おうかと「考える」だけで本当に幸せな気分になれるとのこと!
欲しいものがあると、「欲しい」という気持ちに引きずられて渇望感が増えそうですが、そうではないといっています。しかも、実際に買い物するよりも幸せを感じるなんて、驚きです。
この研究結果を知ってしまったら、制限なく欲しいものを買った妄想をしてしまいそうです。それで、幸せな気持ちになれるなら、こんなにうれしいことはありません。
photo by Thinkstock/Getty Images
(マイロハス編集部/篠田)