エアコンなしには過ごせない日本の夏ですが、できるだけ身体を冷やしすぎず、節電にもなる送風機で涼を取りたいところ。
扇風機一択だった昔とは違い、最近の家電量販店ではタワーファン、サーキュレーターがたくさん並んでいます。「風を送る・循環させる」という機能はどれも同じですが、一体何が違うの? といまいちわかっていいませんでした。そこで、目的に合った商品を選ぶためにも、アイリスプラザが紹介している、それぞれの特徴をまとめてみました。
◆扇風機
・風のタイプが広範囲で空気を幅広く拡散する。高さや首の角度調整ができる
・消費電力:~40W程度
・利用目的:風を身体に当てて冷涼感を感じたい時に。優しい風なので睡眠時でも安心
◆タワーファン
・広い送風口で広範囲に効率的に送風する。静かで省スペース、デザイン性が高い
・消費電力:~35W程度
・利用目的:部屋を広く使いたい人におすすめ。暖房の空気循環に冬も使える
◆サーキュレーター
・直線的で遠くまで届くパワフルな送風。部屋に合わせて設置場所を工夫する必要がある。
・消費電力:~30W程度
・利用目的:エアコンや除湿機との併用による空気循環
除湿機や暖房とも組み合わせて使えるサーキュレーターは、エアコンの節電効果を高め、コストパフォーマンスの面で優秀といえそう。ですが狭い部屋ではベストポジションに置けなかったり、風が強すぎる可能性も。サーキュレーターの風はとても強く、身体に当たるとカチカチに冷えてしまうため注意が必要です。インテリア重視の人にはスリムなタワーファンがおすすめ。パワーや用途はサーキュレーターと扇風機の中間のような存在です。
一方で扇風機も年々進化を続け、羽なしやスマートなヘッドなど部屋に馴染むデザインが増えています。優しい風を浴びて心地よく過ごすならやっぱり扇風機がナンバーワンかもしれません。
住宅事情に合わせたエコな送風機で夏を迎える準備をしましょう!
[アイリスプラザ]
photo by Thinkstock/Getty Images
(松浦松子)