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アラサー女性なら知っておきたい、現代人の厄年『新厄年』って?

2013/01/02 23:30 投稿

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日本人なら誰もが気にする厄年。

特に30代女性は本厄が数え年で19歳と33歳と37歳。前厄と後厄を入れると、30代はなんと6年間も厄年なんですね……。

厄年は、5世紀から6世紀頃に中国から伝えられた陰陽思想(万物を陰陽五行に分類し、吉凶を示すなどする中国古来の哲学)がルーツになっているそうです。鎌倉時代から厄年は健康を害しやすい年として認識されていたそうですが、この頃は今ではおめでたいとされる年男、年女にあたる1年が厄年だったとか。
現在の女性は19、33、37歳、男性は25、42、61歳という年齢が定着したのは江戸時代。医師が編集した「和漢三才図会」で紹介されていたそうです。

昔から健康面が心配されていた厄年。現在でもエバーライフ年齢研究所・年齢と老化に関する調査の『厄年のイメージ』では4割もの人が体調を崩しやすい、大病を患いやすいと考えているそうで、厄年と健康は切っても切れない関係のようです。

厄年は江戸時代から変わっていないものの平均寿命は1世紀で2倍に。江戸時代〜明治時代にかけての(1776〜1875年)平均寿命はなんと32歳。1900年は44歳。その後も徐々に伸び続け2011年では83歳です。

健康のターンニングポイントとも言われる厄年。平均寿命が2倍違う現在と江戸時代の厄年が同じなの?という疑問が湧きます。

そんな疑問をもとにエバーライフ年齢研究所が調査分関したところ、健康寿命(寝たきりになったり介護を受けたりすることなく、健康に過ごせる年数)を損なう主な原因となる7疾患(心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、認知症、変形膝関節症、骨粗鬆症、がん)の発症率が高まる年齢が男女共に4か所見出されたそう。そのターニングポイントをエバーライフ年齢研究所では『新厄年』と定めました。

◆新厄年とは?
気になる『新厄年』の年齢はというと……男性は24、37、50、63歳。そして女性は25、39、52、63歳。ちなみに63歳は男女ともに疾患の発症率が急上昇する『新大厄』だとか。

『新大厄』以前の新厄年では、女性に比べる健康意識が薄いと言われる男性が、女性より厄年が2年早いという結果にちょっと納得です。

そして女性の新厄年が「25歳」「39歳」「52歳」という年齢も結構リアルだと思いませんか?

25歳はちょうど、あの頃なんであんなことをヤラかしたのだろう……?などと嫌でも若き自分を冷静に振り返る年齢。

また今どきの30代女性はまだ“女の子”と呼ばれても違和感のない方が多いですが、ちょうど39歳あたりは女の子を脱する境い目ではないでしょうか。ちなみに偶然ですが私は男友達に「38歳までは大丈夫だよ」と言われた経験が(どういう意味かは詳しく突っ込まず)!

そして52歳。現在の40代女性もまだ若く「おばさん」という雰囲気はしませんが、やっぱりおばさまへの入り口になる年齢が新厄年の52歳くらいではないでしょうか。私は母がこの年の頃「あ、ちょっと年とってきたかな」と思った記憶があります。

なんだか自分の実体験と重なりすぎて、本家の厄年よりコワくなってきましたが……、なんでも『新厄年』を乗り切る『新厄よけ食材』があるとのこと。これはぜひ今から知っておかなければ。こちらについては次回ご紹介!

[年齢研究所]

photo by Thinkstock/Getty Images

(若松真美)

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