6月13日の公務を最後に、いよいよ産休に入ったキャサリン妃。出産予定日まであと1カ月となり、イギリスは様々な噂が行き交っています。ロイヤルベビーは双子ではないか、男の子ではないか、髪の色はブロンドではないか......などなど盛り上がりを見せています。
キャサリン妃は、催眠出産!?
そして、気になるのが出産方法。イギリスでは無痛分娩、自然分娩、場所も病院、自宅などは自由で個人の意見が尊重されており、最近はナチュラルで自然に近い出産を望む人が増えてきているそう。キャサリン妃もよりナチュラルな出産を希望していると噂されており、「Hypnobirthing」つまり「催眠出産」をするのでは? と囁かれています。
「催眠」と聞くとちょっと驚いてしまいますが、キャサリン妃の友人達の間でも話題の出産方法だそうで、ハリウッドセレブのジェシカ・アルバが使った出産方法としても姉妹サイト・グリッティで紹介されています。
イギリスの産婦人科医が開発した催眠出産
「催眠状態」とは「心の奥深くにある潜在意識(無意識)とつながる状態」のこと。これは「リラックス状態」とも言え、催眠出産とは出産の恐れや不安そして緊張から解き放たれ、麻酔や薬を使わず、自己催眠やマッサージなどによりリラックスした状態で穏やかに自然な出産をする方法なのです。
催眠出産の歴史は20年前にマリー・F・モンガンさんが1920年代のイギリスの産婦人科医ドクター・ディック・リードさんの自然出産に伴う「恐れ、不安、緊張」が無くなり、ハイリスク出産でもない場合、出産には痛みが伴わないと言う理論(FTP理論)に基づきプログラムを開発し、現在では34カ国で実施されている方法です。
催眠出産のメリットは沢山あります。もちろん個人差はありますが、代表的なものがこちら。
催眠出産のメリット
・麻酔や薬を使わず、よりナチュラルな出産ができる
・出産時の痛みを和らげることができる
・産前鬱、産後鬱、マタニティーブルーが軽減する
・一度取得したらその後の出産時も応用できる
・パートナーの支えが必要不可欠であり、パートナーと産まれてくる赤ちゃんとより強い絆で結ばれる
・より強い絆のもとで産まれた赤ちゃんは夜泣きが少なくなる
※すべて個人差あり
キャサリン妃が出産をする場所は、がウィリアム王子を産んだロンドン市内のセント・メアリーズ病院で、出産後は王室初となる夫婦で6週間の里帰りをすると、も伝えられていますが、「催眠出産」を含めすべては「噂」に過ぎず、公式発表はされていません。
真実が明らかになるのは1カ月後! キャサリン妃が何処でどんな出産方法を選ぶのか、イギリス中、いや世界中が注目しています! そして何より、無事に元気なロイヤルベビーが産まれる事を祈っています。
[International Business Times,Daily News,Hypo Birthing UK,Hypno Birthing Japan,The official website of The British Monarchy ]
(石井真代)