お腹の中にいたときのことを覚えている子どもの話は、とても興味深いです。例えば「お母さんのおなかの中は暖かかったよ」「パシャパシャ遊んでた」「いつも踊ってたんだ~」など、 その言葉は素直で、生まれる前から意識があることに生命の神秘すら感じます。
そんな胎内記憶(お母さんのお腹の中にいたときの記憶)だけではなく、「空の上からパパやママを選んで来た」という胎外記憶を持つお子さんも、じつは、たくさんいるそうです。実際に「選んで来た」と語るお子さんの一人が銭希空(せんのあ)ちゃんです。
2006年8月に生まれた希空ちゃんには、先天性脳障害のハンディがあります。リハビリプログラムや自然医療ホメオパシーなどにより、少しずつ健常に近づいていて『あいうえお文字盤』を使って、3歳の頃から胎内記憶や前世記憶について語り始めたそうです。収録している歌詞は希空ちゃんが作詞したもので、希空ちゃんのメッセージをヒーリングシンガーの玉木美帆さんが素敵なメロディーにのせて歌っています。
それが、こちらの曲『お空から愛をこめて』 。
歌詞の一部にもあるのですが、希空ちゃんは、空の上からお母さん・お父さんを探していました。お母さんはすぐに決まったそうですが、お父さんの候補は、実は2人いたそうです!希空ちゃんが自分らしく生きられるようなパパはどちらか、いっぱい考えて選んだんだとか。また、そんな2人を魔法を使って出会わせたとも......。
「2人が出会うようにずっと見ていたよ
ときどき魔法を使って応援したよ
私が私を生きる為に
私がちゃんと生まれるように
2人は出会って 恋に落ちて
結ばれたんだよ」「お空から愛をこめて」より引用
希空ちゃんは両親が出会う前から2人を見守り、そして引き合わせたんだそうです。
現代はまさに"婚活ブーム"ですが、この希空ちゃんのメッセージからすると、結婚するために焦らなくとも、もしかしたら自分の子どもが世界中を探して、ちゃんと旦那さんを選んでくれるのかもしれないと思わされます。ビビビとくる相手は、空にいる子どもからのメッセージだったりして......。
不思議なお話ですが、お空の子どもがちゃんと結婚相手を連れてきてくれるんだと思うと、ほっと安心できるような気がします。
[ノアちゃん&ソラくんからのLOVE MESSAGE,お空から愛をこめて]
(宮田茉貴子)