夏休みの計画はもう立てましたか?
毎年、お盆のピークシーズンしか休みが取れないから、どこへ行くにも旅費がかさみ、もう出かける気力もない......なんていう人におすすめなのが、LCCを使った旅行。
たとえば、シンガポール航空の子会社のスクートで、お盆のまっただ中にシンガポールへ行く場合でも3万円台(片道)でチケットをゲットすることができるのです。(6月2日時点)
しかも、サーチャージはかかりません。これなら、お盆休みの特別料金に驚愕することなく、コストパフォーマンスの良い海外旅行が楽しめますね!
LCCなんてちょっと不安、という人のために、そのメリット、デメリットをご紹介。
少しの我慢でお得に! LCCのメリット・デメリット
メリット
・機材が比較的新しい
燃費重視のLCCは、新しくて燃費の良い機材を積極的に導入しているのだそう。
・滞在日数の制限がない
ディスカウントチケットを買うと必ず、最低滞在日数、最大滞在日数の制約がありますね? でもLCCは片道ベースの料金設定なので、滞在日数は自由。なので近くなら日帰りもできるのです。
・片道料金がお得
一般航空会社のチケットは、基本的に往復で買わなくてはならず、あえて片道だけ購入すると結構な金額になってしまうのですが、LCCは片道が基本だから、片道でも安く買えるのです。
デメリット
・ドリンク、機内食、毛布、エンターテイメントなどが有料
でも、中途半端な時間に機内食を食べさせられるより、到着してから現地の美味しいものを食べればいいのだから、これはそれほど苦にならないかもしれませんね。
・マイレージが貯まらない
これは、せっせとマイルを貯めている人には辛いかも。比較的短距離だからマイル数はそれほどでもないのですけどね。
・預け荷物が別途有料
海外で買い物が趣味な人は気をつけて! 多くのLCCでは、スーツケースなど預ける場合は、事前に「預け荷物あり」のチケットを購入します。ここで「預け荷物なし」でチケットを買って、搭乗の際に「預け荷物あり」という場合は、事前購入の預け荷物料金より割高になるので注意!
・座席指定が有料の場合も。
エコノミークラスの中でも、ちょっと足元が広くなっているところなどは、別途追加料金がかかります。
LCCが安いのは、安全面のコストカットをしているわけではなく、なくても安全運行に支障のないサービス等をなくしているからなのです。たとえばスクートの場合、使っている機材は一般航空会社と同じ、B777-200ERです。ですから、憧れのビジネスクラス席を格安で体験することも!
さらには、近い将来ボーイング787も導入予定なので、そうなると最新機に格安で乗れることになります。また、エコノミークラスの料金も
1.座席のみ(預け荷物なし)
2.座席&荷物
3.座席、荷物&食事
と別れているので、ペアでまとめて荷造りすれば、1人は荷物なしの料金でOKなのです。
去年の6月に就航が始まったばかりのスクートですが、1年満たない先月には、すでに100万人目の乗客を迎えたそうです。それを記念して成田発台北路線はなんと11980円〜、シンガポール路線は16980円〜(いずれも片道料金)という破格のキャンペーンも!(6月4日まで)
新幹線よりも安いチケットは、スクートのサイト上で時々販売されているので、夏休みの旅行を考えている人はチェックしてみて下さいね。
(松田朝子)