その図案集は長い間、蔵の中で日の目を見ないまま眠っていました。そして、約150年後、京都で洋服地の工場を営む若き三代目社長が、木箱の中に入った図案集と運命的な出会いをします。
彼は、昔のものとは思えない大胆なデザインや色使い、幾何学模様のようなモダンな柄達に一目惚れ。わずか半年後に、オリジナルブランド「seisuke88」を立ち上げました。
seisuke88には、京都・西陣に伝わる文様を現代に復刻した、京都モダンなアイテムが揃っています。明治時代の帯の柄が、時を越えてiPhoneカバーとなってよみがえる......なんて、ちょっと素敵ですね。
今年の浴衣に合わせたいコットンエコバッグや、読書する手元を彩るブックカバーなども揃っています。いずれも、伝統的な柄の魅力を活かしつつ、今の気分で色付けされた魅力的なアイテムぞろい。オール・メイドインジャパンにこだわった、品質の高さもポイントです。
(川口章子)
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