「今あなたは幸せですか?」これを読むみなさんは、この問いに"YES"と答えるかもしれませんね。でも、一般的に見て日本人は"NOじゃないけどYESとも言えない"という人が多いように感じています。同じように国民の幸福感が低いのが格差社会が進むアメリカです。
そんなアメリカが2009年に、ヨーロッパ・オーストラリア・南米の29か国で、1万人を対象にマーケティング調査を行いました。その調査では、暮らし良さの基準として「環境」「文化」「ショッピング」「経済」「娯楽」の5つを比較。その結果を「幸せな都市ベスト10」として発表しています。
栄えある一位は......ブラジルのリオデジャネイロ!
リオデジャネイロは人口600万人の世界有数の巨大都市で、ブラジル一の港町でもあります。何と言っても豊かな自然と、文化的にも魅力がたくさんあるというのが1位の理由だそう。
美しい山々と海に囲まれ、大都市の建築物が融合したその景観は、2012年にユネスコの世界遺産にも登録されています。もちろん、買い物や娯楽に困ることもないそう。観光訪れるにも、サンバの祭典カーニバルや、コパカバーナやイパネマなどの美しいビーチ、リオを一望できるシュガーローフと魅力はつきないようです。
2位以下の結果はこちら。
2位.シドニー(オーストラリア)
3位.バルセロナ(スペイン)
4位.アムステルダム(オランダ)
5位.メルボルン(オーストリア)
6位.マドリード(スペイン)
7位.サンフランシスコ(アメリカ)
8位.ローマ(イタリア)
9位.パリ(フランス)
10位.ブエノスアイレス(アルゼンチン)
次の旅行先は、ここから選んでみるのもおもしろいかも!
こうやってみてみると「日本も負けてない!」と思いませんか。豊かな自然もあり、日本特有の文化もたくさん残っています。そういったものを大事にすることで、幸せだとより多くの人が感じられるようになるのかもしれません。
[Co.Exist]
photo by Thinkstock/Getty Images
(杉本真奈美)