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スーパーモデル 冨永愛さんに学ぶ、「美しい人」になる習慣

2020/06/15 06:00 投稿

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今春、10年ぶりにパリコレに登場し、話題となった冨永愛(とみなが・あい)さん。言わずと知れた世界的トップモデルの彼女は、17歳でNYコレクションにデビューし、2014年から3年間の休業を経て復帰、そして今年世界一流メゾンのランウェイに返り咲きました。

ランウェイ上で変わらぬ美しさとスタイルを披露し、その究極のシルク肌やツヤのある髪、美しいボディラインに誰もが魅了されました。

30代後半を迎えた今もなお、第一線で活躍する彼女の美しさの秘密はどこにあるのでしょうか?

その答えは、自身初のビューティーブック『冨永愛 美の法則』(ダイヤモンド社)にあります。モデルの世界で培われたノウハウや豊富な経験が詰まった本書から、誰でも明日から真似できる冨永愛さんのリアルな「美のマイルール」を紹介します。

冨永愛 美の法則

1,650円

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1. 他人とは比べない。すべては心の持ちよう

「あの人より肌がきれいじゃない」「あの人みたいに細くなれたら」など、私たちはつい他人と自分を比べてしまいがち。

そんなすべての女性に伝えたいメッセージとして、冨永愛さんは「“自分らしい美しさ"を追求する」ことをあげています。

多種多様な美が存在するファッションの世界で、突出した個性を求められてきた彼女だからこそ出てきた言葉であり、昔も今も、“100%私自身であり続けること“を意識し続けているそう。

そしてこれはモデルの世界だけではないと冨永愛さん。美しい人への第一歩は、「まずは自分の素材のよさを活かす」ことだと言います。

みんな、自分の長所を忘れて、誰か違う人になろうとするから苦しくなる。
そんな難しいほうにいかなくても、もっと違う、自分らしい美しさを見つけたほうがハッピーに決まっている。
たとえば、色白なら、より透き通る肌づくりに専念したり、シミのケアをしたり。地黒なら、日焼け肌のような健康的なメイクを追求したり、それを活かすようなスタイルにしたりするのもいい。
『冨永愛 美の法則』33ページより引用

彼女の場合は、肌や長い手足、なだらかな肩のライン、くっきりした肩甲骨と鎖骨のラインが自慢のひとつ。

だから、どんなに疲れていてもクレンジングや保湿はしっかりやって、いつでもすっぴんで勝負できるよい状態をキープしたり、より美しく見えるポージングを徹底的に研究したりしたのだとか。

他人と比べるのではなく、自分のいいところを知って伸ばすべきなのですね。

2. 美しいボディラインの保ち方

本書の巻頭には、日本を代表する写真家・下村一喜氏によるポートレートが数ページに渡って掲載されており、本を開くとまず、アートのような美しさに引き込まれます。

ときに衣服はまとわず、シルクやオーガンジーなど布をまとうだけの姿はさながらギリシャ彫刻のよう。さすがスーパーモデルと称賛したくなるその造形美は、実は努力の賜物なのだそう。

本書の中で「いつでも裸になれる準備はできている?」の質問に対し、冨永愛さんはYESと答えています。

ランウェイを歩くモデルの仕事は、写真のように加工や修正がきかない。だからこそ、360度どこから見られても構わないと納得するまですべてのパーツを磨き鍛え上げ、勝負しているとのこと。

修正可能な欠点は改善しておくべきで、よく見なければ分からない部位、たとえば体毛、爪、歯、足の裏まで細かく点検、ケアし、磨き上げ、自信を高める。
どこまでやるかは、本人の美意識次第だけれど、私は、表から裏まで、いつでも隙なく準備している。だから私の答えは、「いつでも裸になれる準備はできているわ」
『冨永愛 美の法則』41ページより引用

美しいボディラインを保つには、日々の鍛錬に尽きるということ。その証拠に、美容法だけをとっても、かける時間は毎日1時間半!

疲れすぎた日はパパッと終わらせることもあるけれど、日頃きちんとやっているから、たまに手を抜いても大きく崩れることはないそう。

美肌、美髪、美ボディを保つセルフメンテナンスは、基本の継続がすべて」と語ります。

『冨永愛 美の法則』冨永愛 著 ダイヤモンド社 刊

そんな冨永愛さんの美容のマイルールは、本書に載っているだけでも20個以上。その内容は、洗顔の仕方や湯船での小顔ストレッチ、スキンケアのアップデートについて、バストやヒップのマッサージ、0時までに寝るなどさまざま。

詳しいメソッドがたくさん紹介されているので、日常のケアにぜひ取り入れてみてください。

3. 基本の動きは「丹田」を意識すること

Photo by Getty Images

また、私たちが意識して取り入れられそうな内容のひとつが、本書に何度となく出てくる「丹田」を意識すること。冨永愛さんいわく、立つ、座る、歩くといった日常の動きのなかで、最も大事なのが「丹田」なのだそう。

丹田は、動きの中心、エネルギーの源といわれているところで、下腹部――おへその約5センチ下、その約5センチ奥にあるとされる。
インドのヨガ、中国の気功、日本の武術でも重視される部位で、丹田を開発し、意識するようになれば、どんな状況においても、安定した自分を維持できるといわれる。
私は、そこまでの奥義はもちろん体得していないけれど、丹田を意識することで、動作が美しくなるのは確か。
『冨永愛 美の法則』54ページより引用

たとえば、「姿勢をよく」というと多くの人が腰をそらせ、あごを引きすぎてしまうけれど、丹田を意識すれば、体に無理なく美しい姿勢を保てるように

同じように、関節に偏った負担をかけることのない楽で美しい座り方や、美しい姿勢でかつ全身のゆがみなども調整できる歩き方などが紹介されています。さらに、深呼吸の際に丹田を意識することで、イライラやムカムカをしずめたり、集中力をアップしたりするのにも役立つのだとか。

初めて耳にした人も多いはずの「丹田」、さっそく意識してみましょう。

本書にはこのほかにも、究極の美肌術や食事法、仕事におけるマインドなど、お手本にしたいメソッドがたくさん。たっぷりと収録されている冨永愛さんの美しさの本質を学べば、美しい人への第一歩を踏み出せそうです。

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冨永愛 美の法則

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