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無印良品から春に「コオロギせんべい」が登場。気になる味は「エビみたい」

2020/01/15 22:00 投稿

コメント:52

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昆虫食」ってゲテモノでしょ、と思っているあなたへ。

無印良品が2019年11月に発表した衝撃のニュースは、もうチェックしましたか? 無印良品を企画・開発する株式会社良品計画が、2020年春に「コオロギせんべい」を発売するというのです。株式会社良品計画の食品部 菓子・飲料担当の山田達郎さんに話を聞きました。

「昆虫食」は国連も推奨

※画像はイメージです

無印良品が昆虫食に挑戦した背景には、食糧危機環境問題があります。「昆虫から食品をつくる」ことは、それらの問題の解決策のひとつになるのではと国連食糧農業機関(FAO)も推奨し、近年注目されている分野です。

また、昆虫から肉をつくることで肉の消費を減らし、環境問題への対策にしようという動きもあります(畜産業は温室効果ガスを排出する大きな要因のひとつなのです。ちなみに無印良品で発売予定なのは“せんべい”です)。

昆虫バーガーにブロッコリーコーヒー。2018年に流行った奇妙な食トレンド

これらの問題を受けて、良品計画社内で昆虫食をつくれないかと検討していたところ、徳島大学が国内でコオロギの先進的な研究をしていることを知り、協業が叶ったのだそう。

なぜ、コオロギなの?

株式会社良品計画のニュースリリースより

無印良品がコオロギを選んだ理由は、こちら。

栄養価が高い

主要な栄養素、たんぱく質カルシウム鉄分などを体内に多く含むので、それらを効率よく摂取できます。

環境負荷が少ない

主な動物性たんぱく質資源の家畜に比べて、生育する際の温室効果ガス排出量や、必要な水やエサの量が圧倒的に少なく、環境負荷も軽減されると言われています。

生産が効率的

飼育しやすく安定して生産でき、他の昆虫よりも成長が早く約35日で収穫できるという点で高く評価されています。また、エサは主に穀物類ですが、雑食なのでエサの選択肢が広く、未利用のまま廃棄される食糧の問題にも貢献する可能性があると言われています。

無印良品 コオロギせんべい 開発のお知らせより引用

「コオロギせんべい」は、コオロギの育成から粉末状にするところまでを徳島大学発のベンチャー企業グリラスが、“コオロギパウダー”をせんべいに練り込み売り出すところを良品計画が担当するとのこと。

気になる味は「エビに似ている」そう。あれ、なんだかおいしそう! と一気に昆虫食が身近に感じられます。

2020年春、限定店舗とネットショップで発売予定です。価格は未定。限定品ではないとのことですが、大人気で欠品になるかも? 発売日の発表を待ちたいと思います。

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文/寺田佳織(マイロハス編集部)、image via shutterstock

コメント

例のバーチャル芸人のおかげかちょっと食べてみたい

No.50 59ヶ月前

国連のお偉いさん方が全員虫食って暮らすなら俺も昆虫食を考える

No.51 59ヶ月前

ヴィーガン的には昆虫食ってアウトなのかな?

No.52 59ヶ月前
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