健やかさにも美しさにも磨きをかけていくという「根幹美」を提唱するブランドも登場し、世間の女性たちから共感を得ています。今回は特に注目したい3つのブランドをピックアップします。
1. 皮膚常在菌群「肌フローラ®」に着目したオーガニックスキンケア
Natures for ヒーリングローション 120mL 3,245円(税込)2019年12月3日にオーガニックコスメ「Natures for(ネイチャーズフォー)」シリーズが新発売。販売元であるネオナチュラルは、肌に棲む常在菌を活かして肌を育む「肌フローラケア®」を提唱しています。
肌には約1兆もの菌が棲んでいるといわれていて、その常在菌は肌に有益な働きをする「善玉菌」、害を及ぼす「悪玉菌」、状況に応じて有益にも有害にもなる「日和見(ひよりみ)菌」に分けられます。肌フローラ(※)を整えるためのアプローチのひとつとして、石油由来成分や防腐剤を含まないオーガニックスキンケア「Natures for」を提案。
プロダクトの主要成分であるヘチマやハーブは、岐阜県郡上市にある有機JAS認定農場「母袋(もたい)有機農場」で育まれたもの。社員と社長が自ら土づくりからこだわっているという点もユニークです。
中でも注目は、肌をすこやかな状態に保つヘチマ水、潤いやハリを与えるゲットウ葉水などを処方した化粧水「Natures for ヒーリングローション」。一般的な化粧水は約70%の成分が水ということもありますが、こちらは水を一滴も使わずに9種の植物エキスのみで作られています。
2. ファンデーションは作らない。素肌美を追求するコスメブランド
グリッド スキンヴェール 5,500円(税込)2019年10月1日に発売されたコスメブランド「グリッド(GRID)」は、究極の素顔をつくるをブランドコンセプトとしています。
グリッドがとてもユニークなのは、「ファンデーション」は作らないというスタンスです。その代わりとして肌を演出するのが、11種類の美容成分配合したアイテム「スキンヴェール」。
プライマーでもなく、ファンデーションにも分類されない独自のカバーアイテムで、肌にナチュラルなツヤ感を与えて素肌本来の美しさを活かします。
偏光パール入りで薄付き。プライマーのような軽いつけ心地が特徴です。伊勢丹新宿本店の他、ロンハーマン(RON HERMAN)の一部店舗と、オンラインセレクトショップエル・ショップ(ELLE SHOP)で発売しています。
3. 地肌のコンディションを整えるオーガニックシャンプー
(写真左から)NATURAL FOUNDATION シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ハンドソープ 全て250mL,3080円(税込) (写真左から)NATURAL FOUNDATION ヘア&ボディケアトラベルキット(ボディミルク、ボディソープ、 シャンプー、コンディショナー)全て40mL 3,080円(税込)2019年10月29日に発売が開始されたイタリア生まれの「NATURAL FOUNDATION」(ナチュラルファンデーション)。商品開発にはフィトテラピー(植物療法)のアプローチを取り入れ、イタリアの大地で育まれた植物原料を贅沢に使用しています。開発にはピサ大学の薬学博士チームも関わっています。
アイテムは、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ハンドソープの全4品種を展開と、 HAIR & BODY CARE TRAVEL KIT ヘア&ボディケアトラベルキット(シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、 ボディミルク)。
すべての製品がオーガニック認証AIAB®を取得。また、保湿効果が高いオリーブ果実油、髪や肌に潤いを与えるアーモンド果実エキス、 地肌のコンディションを整えるローズマリー葉エキス、などイタリア産の植物成分を使っているのが特徴です。
なかでも注目の成分は、保湿効果の高いダイズアミノ酸とコムギアミノ酸。髪と地肌のコンディションを整え、フケ防止、抜け毛防止などにも効果が期待できるそう。
マンダリンオレンジやレモンといった精油に含まれる「リモネン」の香りも、心と体をリラックスさせてくれます。SkinAwareオンラインショップ、SkinAware 東京ミッドタウン日比谷店で取り扱いがあります。
新年を迎える前に、これまでの基礎化粧、コスメ、シャンプーを見直してみるのもよさそうです。
※『肌フローラ』は(株)ネオナチュラルの登録商標(登録番号第5782870号)です。『フローラケア』は(株)ネオナチュラルの登録商標(登録番号第5828720号、第5930260号)です。
[ Natures for, グリッド, NATURAL FOUNDATION ]
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