食生活に気を遣っているつもりでも、意外と偏りがちなのが栄養バランス。毎日の食事バランスをチェックしてくれる、使い勝手のよいアプリを5つご紹介します。
「あすけん」で食事の偏りを厳しくチェック
毎日食べたものを登録するだけで、栄養士のキャラクターがアドバイスしてくれるダイエットアプリ「あすけん」。朝・昼・晩の3食を入力すると、一日の総評、摂取栄養素グラフ、バランスチェック、おすすめ食材などを教えてくれるシステムになっています。
私の場合は脂質が多いこと、カルシウム・鉄分・ビタミンA不足を指摘されることが続き、食事の偏りを再確認できました。おすすめ食材を使った「cookpad」のレシピも閲覧できるので、翌日の献立を考えるときの参考にも。
ツンデレ「カロリーママ」の叱咤激励がクセになる?
大人になってから、食事のことでこんなにダメ出しされたのは初めてかもしれません。
食事の写真を送るとAI管理栄養士の“カロリーママ”がチャット形式でコメントしてくれるのですが、食べ過ぎたときには怒りが爆発。でも、うまくいくと大絶賛してくれるので、このツンデレ具合がクセになるんです。
コンビニ(ローソン)のおすすめメニューを提案してくれたり、歩数を自動で反映して消費カロリーを計算してくれたりと、健康をサポートする機能も充実しています。
AIとチャットしながら食事バランスを学べる「FiNC」
食事、体重、歩数、生理、睡眠など、体のあらゆることをひとつのアプリで管理できる「FiNC」。
食事は写真を撮るだけでカロリーを自動計算してくれるので、忙しいときも手軽に食事バランスがチェックできます。特許取得のAIが細やかにサポートしてくれる点も「FiNC」の特徴。
たとえばサラダを食べるとAIがメッセージを送ってきて、栄養バランスを整えるのに役立つ知識を教えてくれたりします。管理栄養士や料理研究家がコンテンツを制作しているので、食事の基本も楽しく学べそうです。
頑張ると、ご褒美がもらえる! ダイエットアプリ「FiNC」から新サービス
シンプルで使いやすい。“食べグセ”を見える化する「Runtastic Balance」
食生活ダイアリーに毎日の食事内容を記録することで、自分の“食べグセ”を見える化できる「Runtastic Balance」。
円グラフと棒グラフを使ったデザインがシンプルで見やすく、摂取カロリー、炭水化物、タンパク質、脂質の4項目をひと目で管理することができます。
「ロカボでスリム化」「脂肪メラメラMAX」など、選べる栄養管理プランのバリエーションが豊富なのも特徴です。
Runtastic Balance(iOS /Android)
ID登録不要。気軽にスタートするなら「YAZIO」
他のアプリはID登録が必要ですが、「YAZIO」は登録不要でスタートできる手軽さが魅力。
メニューを記録すると総カロリーが表示され、一日の摂取目標に対するパーセンテージを教えてくれます。
食材ごとにチェックできるのはエネルギー、炭水化物、タンパク質、脂質の4項目ですが、食材をg(グラム)で細かく計算できるのは優秀。水を飲むタイミングもメッセージで通知してくれるので、夏は脱水症状の予防にもよさそうです。
健康な体の基本は、「なにをどれだけ食べるか」にかかっています。アプリの機能を活用して、ぜひ毎日の食事バランスを振り返る時間をつくってみてください。
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文/田邉愛理、企画・構成/寺田佳織(マイロハス編集部)、image via shutterstock
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