今回は、友達や彼氏に何か物事をお願いされたときに、自分が嫌だなあと思ってもはっきりNoと言えずついついYesと言ってしまう、というお悩みです。
このタイプは、とにかく人に嫌われたくないという思いが強い人。今回は、そんなYesマンから脱出する方法を考えてみました。
「Yesマン」は、優しい人ではなく意志のない人
Yesマンから脱却するためには、マインドチェンジがいちばん大事だと思っています。
友人や恋人からのお願いにすべてYesで答えることで、まわりから「この人、優しい人だな」と思われていると思っている人いませんか? それは大きな間違いです(笑)。
あなたには直接的に言わないけれど、「この人、自分の意志がないのかなぁ」、「この人、流されやすい人だなぁ」と思われているケースって結構あるんです。
だからといってすべてのお願いに「No」と言えばいいわけでなく、なぜNoなのかという理由を合わせて言うことがポイント。
それを言うことで、意志がちゃんとある人というイメージを作りあげるのです。
みなさん、ちゃんと理由があれば、基本Noと言っても相手は不快な気分にならないので勇気を出して言いましょう。
Yesマンから脱却するために、時には、嘘も方便
よくあるシチュエーションを挙げると、例えば「○月○日に、BBQあるから行こうよ?」と誘われるケース。
正直、あまり肌を焼きたくないから行きたくないのが本音だとしましょう。
こんな場合は、先ほど解説した理由を話した上でNoと断るパターンで、ストレートに「肌を焼きたくないから」と理由を言ったら、「ナンダこの子」と相手の心証が悪くなる可能性もあります。
こんな場合は、「嘘も方便」テクニックを使ってみてはいかがでしょう。「その日、ちょっと用事があるから」と用事がなくても、あるテイで言えばいいんです。
そこから「どんな用事なの?」としつこく聞いてる可能性は限りなくゼロに等しい。こんな風に、Noの理由が相手の心証を悪くする場合は正直に言う必要はありません。
たまに、「○月○日空いてる?」といやらしい誘い方をしてくる人もいます(笑)。正直、内容によるところもありますよね(笑)。
そんな時は、「その日に先約があるかも……。だけど、まだ正式決定ではないんだよね」と返して、「その日何があるの?」とその日のイベントを確認してみましょう。その内容次第で行くかどうか決めればいいわけです。
友達からの誘いをすべて断ると、今後一切誘われない場合もあるので、そのあたりは、友達との関係性を加味したうえで、バランスをみて付き合うことが必要だと思います。
ただ、何度も言うように、全部、Yesマンとして付き合う必要はないですからね。あなたの時間がもったいないですから。
>>お助けコンシェルジュ「TETUYA」が人間関係の悩みを解決
実用的なコミュニケーション術をもっと見る
自分の「プラン」を通す必勝法。提案力をあげる対話テクニックとは?
【今週のお悩み】仕事で、相手先のキーマンにもっと近づくためにはどうすればいいですか?
イラスト/古荘風穂
コメント
断りたい時はシンプルに「今回はお断りします」で済ませるようにしたら肩の荷が降りました。
みんなが言うように、用事があるとか言うと「どんな用事なの?」は聞かれるので、余計な事は言いません。
断る相手にも寄るのでしょうが、わざわざ嘘をつく必要はありません。
あえて言うなら誘われた事自体は嬉しいとか(もちろん、これも嘘なら言いません)気持ちを伝える事が大切。
もっともらしい嘘より本心からの気持ちを伝えた方が最終的には悪い印象になりません。
(ただし良い印象にもなりません。分相応、身の丈に合った評価に落ち着きます)
相手に自分の考えと違う意見言われた時,すぐNOって言うのができないから,
とりあえず肯定的な相槌うって数秒時間稼いで,その間にNOって言う心の準備をする.
それで,これこれこういう理由で,私は違う意見ですと伝える.
はじめまして。
人間関係でNOを言えないのは他人から見ても自分から見ても大変なんですよね。
自分の意見に自分を投影するような方が相手ですと、その意に反することは全て攻撃と取ってきますから。
かといって嘘も方便としてもどうして罪悪感を覚えなくてはならないのか、と苦々しく思ったりしますし。
ですので、自分でここまでと言えるような1線をキッチリ引いておくようにするのが肝要だと考えるようになりました。
それでも縁が切れるようならば、思い切って縁が無かったものとして清算するようにしております。
背負いきれないような過度の負担は自分が不幸になるだけですから。
人間関係においても「断捨離」は有効ではないでしょうか。
(ID:10344216)
方便も方便で罪悪感があって辛いんですよね…
NOと言ったら言ったで、味方がいる訳でもないのに敵ばかり作っちゃって嫌だし。