栄養価の高い食事をすることは、深刻な病気を防いだり、免疫系を健康的に維持することに役立ちます。コレステロールの低下、消化の改善、減量サポート、健康的な肌や髪の維持など、健康メリットの高いおやつや飲み物を集めてみました。
1. ダークチョコレート
ダークチョコレートには、フラボノイド抗酸化物質がたっぷり含まれます(ミルクチョコレートの3倍以上)。血小板の凝集を防いで、場合によっては動脈閉塞の改善まで期待できる成分です。
おすすめは、カカオ70%以上のダークチョコレート。午後のおやつや夕食後のデザートとして、ダークチョコレートチップ大さじ2と新鮮なベリー類を一緒に食べれば、カロリー摂取を抑えながら心臓への健康効果が期待できます。
2. ポップコーン
抗炎症性抗酸化物質たっぷりのポップコーンは、唯一100%未加工の全粒穀物です。なので、1日の全粒穀物の摂取目標量を達成するには最高のスナックと言えるでしょう。
ひとつ注意したいのは、袋詰めされた電子レンジ用ポップコーンはカロリーが高く、添加物が使われている点。とうもろこしの実を買ってきて自分で作るのがおすすめです。バターの代わりにヘルシーなオリーブオイルやトリュフオイルを使うとおいしいですよ。
3. ピーナッツバター
骨の強化に役立つマグネシウムから免疫力を高めるビタミンB6まで、ピーナッツバターには体が必要とするさまざまなビタミンやミネラルが入っています。
食物繊維やタンパク質も豊富なので、満腹感が長時間続きます。また、減量や糖尿病予防に効果的な一価不飽和脂肪も含まれます。砂糖が追加されていない無糖ピーナッツバターを選ぶようにしてください。
4. ワイン
ワインの抗酸化物質は、コレステロール値の低下や血管の健康増進など、心臓の健康にいい効果をもたらします。
また、ワインの成分レスベラトロール(白ワインよりも赤ワインに多く含まれる)は、脂肪細胞の増殖の抑制、血糖値の調整、うつ病の予防に効果的とされています。
ただし、飲みすぎには注意。アルコール飲料の摂取量は男性が1日2杯までなのに対し、女性は1日1杯が目安です。
5. 紅茶
緑茶の抗酸化成分は、がん進行の遅延、血流の改善、肝機能の改善、アルツハイマー病やパーキンソン病など脳疾患発症率の低下につながると言われていますが、紅茶も負けていません。
紅茶には、脳卒中のリスク低減や喫煙による肺のダメージを軽減する効果があるとされています。週に1杯だけ飲む方も、1日に数杯飲むという方も、紅茶を飲む習慣は健康維持に役立つようです。
6. コーヒー
コーヒーの健康効果についてはまだはっきりとわかっていませんが、コーヒー1杯で得られるメリットは少ないかもしれません。
アメリカ国立がん研究所(NCI)の大規模研究では、1日に2~3杯のコーヒーを飲んだ女性は死亡リスクが13%低下したといいます。
コーヒーを毎日摂取した場合、糖尿病、皮膚がん、認知症、アルツハイマー病などのリスク軽減につながるとも言われています。
7. ケフィア
発酵乳のケフィアには、免疫や消化機能を正常に保つプロバイオティクスがぎっしり。ケフィアに含まれるプロバイオティクスには、有害な微生物カンジダを抑制する効果もあります。
スムージーに入れてもおいしいですし、そのまま飲む場合は味付きのものよりカロリーや糖分の少ないプレーンケフィアを選ぶのがおすすめです。
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The Editors of Prevention/The 50 Foods the World's Healthiest Women Eat Every Day/Seina Ozawa(翻訳)