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冬の乾燥でカサカサになった肌を、一刻も早く治す方法は?

乾燥してカサカサになった肌を治すには、きちんとした情報にもとづいて対応するようにします。

天気によって肌の状態が変化しやすかったり、もともと乾燥肌の方で、肌の乾燥がそんなにひどくない場合は、これからご紹介する皮膚科専門医にきいたコツを参考にして、肌の状態をなめらかに、しっとりとさせましょう。

ただし、下記の方法を試しても肌の状態が改善されない場合は、皮膚科を受診して、確実かつ適切な診断を受けることをおすすめします。処方薬もふくめ、もっとも適した治療法について医師にご相談ください。

肌が乾燥してしまう原因は、こちらの記事で。

1. 洗顔料は肌にやさしいものを

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「皮膚がひどく乾燥しているときは、刺激の少ない保湿洗顔料を使うのがおすすめ。石けん成分を含まず、肌を乾燥させない洗顔料もありますよ」と、皮膚科認定医のラジャニ・カッタさんは言います。

洗顔後、肌がすべすべになる無香料の泡洗顔フォームもよいとのこと。ヒアルロン酸、グリセリン、セラミドを成分に含むものは、肌をしっとりとさせます

2. 保湿クリームを使う

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保湿効果の高い乾燥肌向けの保湿剤をつければ、肌のバリア機能が回復して、必要な水分をより多く閉じこめることができます。

カッタさんが言うには、肌が乾燥してカサカサしているときは、洗顔後にローションを使うよりも、保湿クリームを塗るほうがいいのだそう(肌に湿気がまだ残っているうちに塗るのが理想的)。ローションだと含まれる水分の量が多く、肌に水分をしっかり閉じこめることができないからです。

肌を乾燥させてしまうので、アルコールを含む製品は避けます。ヒアルロン酸、セラミド、アロエベラ、シアバター、オートミール、スクアレンなど、肌のうるおいを保つ成分が入っているものを探しましょう。肌がまだら状に乾燥しているときは、専門家によっておすすめされているフェイス用保湿液を使ってみるのもよいでしょう。

3. やさしく角質を落とす

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乾燥のせいで、敏感肌となって肌が粉をふいているようなときは、よけいなことはしないのがベスト

死んだ皮膚細胞がはがれ落ちてガサガサになった肌に対しては、(ピーリングジェルやスクラブを使っての)角質落としが効果的となることもありますが、細心の注意をはらって行うことが必要です。

うまくすれば、肌がなめらかになりますが、失敗すると、よけいに肌が乾燥してひどい状態になると言うのは、ニューヨークにある総合病院の皮膚部門長をつとめている皮膚科医、アンジェラ・ランプさんです。

洗顔後に角質を取る場合は、マイクロファイバーの柔らかいタオルを使用します。そして、ごしごしと強く洗わずに、やさしく、円を描くように洗います。角質取りは週2~3回にとどめ、終わった後は肌を保湿するクリームを塗ります。

カッタさんによると、次に挙げる製品は、症状がおさまるまで避けたほうがよいとのこと。

化学的成分(たとえば、サリチル酸、グリコール酸、そのほかのα-ヒドロキシ酸)を含むスクラブ剤。 炭、砂糖、細かい粒子など、肌にとって刺激となるものが入っているフェイス用スクラブ。 オイリー肌用の強い洗顔料。

4. 必要なら、サリチル酸をとりいれる

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カッタさんによると、脂漏(しろう)性湿疹や毛穴の黒ずみ、ニキビの問題をかかえているときは、サリチル酸入りのより強い洗顔料を使うのがおすすめだそう。

サリチル酸のはたらきによって皮膚細胞が除去され、毛穴が目立たなくなります。サリチル酸の濃度は1~2%のものがよいでしょう。使用後は、保湿剤をつけるようにします。

5. ニキビ対策は、しすぎに注意

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過酸化ベンゾイル、サリチル酸、レチノイドを含む製品は、以前からニキビ治療によく使われてきました。頑固なニキビにはとても効果的なのですが、肌の油分が奪われて、乾燥や皮むけの原因となることも

肌質は人それぞれ異なるので、肌トラブルが起きることなく、効果的にお手入れする方法を見つけるためには、自分でいろいろと試してみることが必要となります。

一般的に、ニキビ対策の製品は、1日おきの使用が望ましいのですが、肌がカサつく場合は、使う回数を減らして3日に一度としましょう。使用後には必ず、脂性肌・ニキビができやすい肌向けの保湿剤をつけるようにします。

6. 加湿器を使う

冬に暖房を使うと、空気がとても乾燥しますし、お肌ももれなく乾きます。就寝時はとくに、加湿器を使うほうがよいでしょう。加湿器を使えば、湿気が空気に戻り、肌もうるおいます

「肌が乾燥してカサつくときは、加湿器を使うのがいちばんのおすすめ。私は冷たいミストが出る加湿器で、朝までもつ容量の大きいタイプが好きです」とランプさん。

7. シャワーの温度に気をつける

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熱いお湯で長くシャワーを浴びるのは、乾燥肌にとってよくありません。いくら気持ちがよくても、熱すぎるお湯は肌のバリア機能を損ない、肌がカサつく原因となってしまうのです。

「乾燥肌の患者には、ぬるめのお湯で、10~15分以内でシャワーを浴びることをおすすめしています」とカッタさん。

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訳/STELLA MEDIX Ltd.

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