「高脂肪のものと無脂肪のもの、どちらを選ぶべきかについては明らかです。牛乳、サワークリーム、バター、ヨーグルト、その他の乳製品に関しては、脂肪分を含むものを選ぶようにしましょう」
(スティーヴン・ガイズ著『ダイエットの小さな習慣』125ページより引用)
食べ物が健康によいかどうかは、ほぼ完全に、どのくらい加工されているかで決まるとガイズ氏は語ります。野菜と生の果物を中心に食べているのであれば、健康的な食事の基礎はマスターしたも同然。この法則を知っていれば、健康的なようで実際にはそうではない食品を見分けることも簡単です。
低脂肪または無脂肪の乳製品も、そのひとつ。1万8000人の女性を対象にした調査では、高脂肪の乳製品をとり、低脂肪の乳製品をとらないと、体重増加が少ないというデータと結びついたと報告されました。
また、1700人の男性を対象にした別の調査でも、高脂肪の乳製品は12年後の肥満率を引き下げ、低脂肪の乳製品は肥満率の増加と結びついたといいます。
全乳はほとんど手を加えられていない、健康的な自然食品です。それに対して無脂肪または低脂肪の牛乳は、人工的に脂肪を取り除くことでカロリーこそ低くなるものの、全乳よりカロリー当たりの満腹感も満足感も低くなります。
牛乳に含まれる脂肪には、糖分の消化をゆっくりにさせる働きもあるため、ぜひ全乳を選んでほしいとガイズ氏は勧めています。
『ダイエットの小さな習慣』(ダイヤモンド社刊)
10万部を突破したベストセラー『小さな習慣』の著者スティーヴン・ガイズによる、待望の第二弾。従来のダイエット本とは一線を画す、「太らないための思考を作り、太りにくいライフスタイルを習慣化」するための一冊です。ガイズ氏が実体験からつかんだ“小さすぎて失敗のしようがない”ダイエットの習慣を、1日ひとつお届けします。
スティーヴン・ガイズ/著者プロフィール
2004年より自己成長ストラテジーの調査と執筆を行っている。2011年にブログ「ディープ・イグジスタンス」を立ち上げ、ホワイト・ダウ・ブックスによって2012年の自己啓発ブログ第1位に選ばれた。「ライフハッカー」「マインド・ボディ・グリーン」「タイニー・ブッタ」「ビッグ・ザ・ブレイン」などの人気メディアに寄稿している。
ダイエットを習慣化するヒント
コメント
牛乳くさいのが苦手だけど牛乳類飲んだ方がいいかなって低脂肪のカルシウム強化のやつ買ってるけどね。
牛乳よりちょっと安いし。
ダイエットの食事云々って結局トータルの食事量意識できるかどうかでしょ。
乳糖が合わない人は脂肪量関係なくおなか下すから、そもそもダイエットに牛乳という選択肢がないとおもうけど
「食べ物が健康によいかどうかは加工の度合いによる」というのは、何の根拠もない話で、はっきり言えば嘘である。だが、ある種の人々には、「加工しない生の食品は健康にいい」という言葉が自らの宗教観とマッチして、よく考えることなく信じ込むようになる。そして信じた結果、うまくいく人とうまくいかない人がでるが、悪意ある著者は、うまくいった例のみを取り上げて、これが自説の正しい証拠だと嘯く。これを信じた人が本を買う。これがこの界隈で行われていることの真実である。複雑な社会の中では、正しい情報を正しく見極めることは難しいことだが、最低でも説に一定の客観性があるかどうかを考えるべきだ。たったそれだけのことでも、このロハスの記事が読むに値しないものだと理解するのに十分だろう。
(ID:443417)
脂肪が足りなければ他の食品でも脂肪を取ろうとする
そして、脂肪が少ない場合は貴重な成分であるとして
過剰に吸収して体内に蓄えようとする働きも生じる
しかも、その吸収は脂肪だけを選ぶ事はできず
体内に入った他の栄養を含めてごっそりと吸収をする
まるで、喉が渇いたからとジュースを飲んだら
水分だけじゃなく糖分も取ってしまうようにね