A.ホント。
アメリカの皮膚がん以外のがんの発生率が、年間日照量の少ない高緯度地域に向かって北上するにつれて高くなることが示された。このことから、日光は「皮膚がん以外のがんに対する部分的免疫」を提供しているはずだと、アパリーは断定した。
『ハーバード医学教授が教える健康の正解』(ダイヤモンド社刊)より
これは、病理学者のフランク・アパリーが1941年に発表した統計的研究の結果です。日照量が減るとがんにかかりやすくなるのは、日光によって体内に生成されるビタミンDが不足するから。フランク・ガーランドとセドリック・F・ガーランド兄弟も、シカゴ在住の男性を対象に行った調査で、ビタミンDの摂取量により「結腸がん」の発生率が半分になると発表しています。
アメリカでは長年「日光に当たりすぎるとがんになりやすい」と考えられていたため、「日光ががんを予防する」という研究は、なかなか受け入れられなかったといいます。紫外線が肌の老化をもたらすことは確かですが、その健康メリットも忘れずにいたいですね。
がんについて知っておきたいこと
乳がんの原因、知っていますか?リスクを高める18の要因
何が最初の引き金となって細胞の突然変異が起こり、乳がんになるのか。その点については、専門家の間でもまだ完全に明らかになっていません。ですが、乳がんの... https://www.mylohas.net/2018/11/178677breast-cancer.html【問題】コーヒーはガンのリスクを下げる?|健康のウソ・ホント02
健康におけるトピックは、この世の中でさまざまな情報があります。中には、ウソかホントかわからないようなことも混在していて、素人の私たちには判断できませ... https://www.mylohas.net/2018/11/health_02.html『ハーバード医学教授が教える健康の正解』(ダイヤモンド社刊)
医師が断言する「究極の飲み物」コーヒーについて、ビタミンDの新しいポテンシャル、運動による知られざるメリット、スーパーフードとしておなじみの「ナッツ」が本当にすごい理由、脳だけではなくカラダにも影響を与える「瞑想」の力など6つのカテゴリーにて、本当に正しい健康の知識について触れています。膨大なデータベースを元に導き出したからこそ信頼できるトピックが満載です。
コメント
コメントを書く