実は、努力しても報われるか報われないか、努力以上の評価をもらえるかどうかは、「努力したそのもの」ではなく、「無意識レベルで自分のことをどう捉えているか?」という視点、セルフイメージによって、差ができてしまうんですね。
今回は、こうした「報われない努力」を終わりにして、簡単に最小限の努力で報われる方法をお伝えしていきたいと思います。
頑張ったことに、疑問を抱かなくていい
たとえば、自分が頑張ったとします。でも、結果が出ない。どうして?こんなにやってるのに……。しかも、客観的に捉えて、「どう考えてもあの人よりも頑張ってるよね?」ということってありますよね。
そして、ここで「でも、あの人は自分が見えないところでさらに頑張っているから」とか、「でも、きっと私の努力がまだ足りていないんだ」とか、理由をつけてしまうことがあります。実際に、「あなたが見えていないところで相手は努力しているのだから」ということを指摘する方もいらっしゃいますよね。
でも、これは私から見れば100%間違いなんです。
なぜなら、「あの人が陰で努力している以上に、あなたは努力している」し、「実際に、結果を出していいはずのことをしている」ことがほとんどだからなんです。だからこういった時に、理由をつけて「やっぱり私はだめで当然なんだ」なんて、納得しないでいいんです。
じゃあどうすればいい?それは「自尊心」を持つこと
ここで問題の核になるのが、自尊心の有無です。 つまり、自分が現実にしている努力や、実際の成果とはまったく「別」に、
「自分が自分の存在を大切に思っているかどうか」
「自分が生きていることを心から大切に思っているか」
といった、「自分が生きているということに対する自尊心」があるかどうかで、結果が変わるということなんです。
私は生きていていい人間だし、私は大切な存在なんだ。そう思えていたとしたら、そのうえで何をやったとしても、それは「プラスの積み重ね」になります。
たとえば、
私は生きていていい存在だ+今日これだけ頑張った
生きていていい存在だという安心感がある上で、これだけ頑張れた!という努力を積み重ねられたとしたら、それがそのままプラスのポイントとしてたまっていくんですね。
でも、反対に、
私は本当に生きていていいなんて思えない+これだけ頑張った
この公式だと、「生きていていいなんて思えないよ」という自分の存在に対するネガティブな想いがありすぎるため、そのうえで何をしたとしても、すべてがマイナスになってしまうのです。
つまり、ブラックホールにすべてが飲み込まれるように、「努力」も「自分磨き」も、すべてがマイナスにしかならないか、マイナスではなくても、ちょっとしか成果が出なかったり、現状維持だったり……ということが起きてしまうのです。
ハードルを下げて、もっと自分が生きていることを愛して。
自尊心を上げるためには、今まで自分に課していたハードルをすべて取り払い、「生きているだけで大変なのにありがとうね、よく頑張ったね」と、「自分の命そのもの」に感謝するようにしてみてください。
そして、「今まで頑張っていたのに、私が勝手にあなたの努力を認めないでハードルを上げて、痛めつけてしまってゴメンね」と、自分に謝罪することも大切です。
あなたが思っている以上に、あなたは頑張って生きています。辛いときも、懸命にやってきたはず。その涙をないがしろにせずに、「よくやったね」と努力も気持ちも心から尊重してあげること。
この気持ちを向けることが自己愛であり、こうした本当の自分への愛とねぎらいを持つことで、あなたの自己イメージは上がり、今までしてきた努力もきちんとあなたの命に根付いたものになっていくんですね。
こうして、大切なことは自分を変えることよりも、「生きている」というところまでハードルを下げて、自分を愛し慈しむということ。
あなたの命はもう報われていい。そのことをしっかりと感じてみてくださいね。
コメント
むしろ自尊心ない方が楽にならん?
基本的な能力が極端に低い人はいくら努力しようがどうにもならん。限界値が低すぎて例え成長は早くても即頭打ち。
1つのことを数年やりこんで初心者に毛が生えた程度しか能がない人だっておるんやで…。
そもそも自分を責めすぎず肯定しようって記事なのに
記事を書いた人も見に来てる人にもお前が悪いと全否定から入る人はなんなんだ
自分が苦労してるから周りにも苦労を強制するタイプなのか弱ってる人や悩んでる人をただいたぶりたいだけの人なのか
身近にもこういう人は何人かいるけどほんと理解できない人種だよ(もれなく全員嫌われてる)
悩んでる人になにかいいアドバイスするわけでもなく暴言吐くだけ吐いて
相手の心を傷つけてハイおしまいだし
(ID:21950612)
素敵な記事を有難うございます。
まさにいまのわたしの悩み。