この冬に何回も鍋料理をしましたが、欠かせないのは「エノキ」! ダシが出てうまみが増すエノキですが、「干して、お湯を注いで、飲むだけ」で、内臓脂肪を劇的に減少させる効果があるそうです!
2週間で内蔵脂肪が23%減のエノキ茶!
生のエノキタケを天日干しした「干しえのき」には、内臓脂肪を減少させるエノキタケリノール酸が豊富に含まれています。干しえのきに熱湯を注ぐことで成分を効果的に摂ることができ、早い人は2週間で内臓脂肪が23%も減ったという報告もあるそうです!
このエノキタケリノール酸は頑丈な細胞壁に守られているので、干してから細かく刻んで、その細胞壁を壊すことが重要です。
では、ここでとっても簡単な「エノキ茶」の作り方をご紹介します。
<エノキ茶の作り方>
(1)まず「干しエノキ」を作ります。エノキタケの根元を切ってバラバラにほぐし、日のあたる場所で2~3日干す。白いエノキが黄金色になり、10分の1の重さくらいが目安です。
(2)5ミリ程にカットし、保温容器に干しえのき5gを加え、あとはお湯500ccを注ぐだけ。30分以上おいて成分を抽出してからお飲みください。
市販のエノキ一個を干したもの(左)と5g(1回分)の刻んだエノキ(右)
干しえのきは乾燥剤を一緒に入れておけば、1週間くらい保存がきくそうです。1日の目安の摂取量は5gの干しえのきに500ccのお湯。1日かけて少しずつ飲むのがポイントです。
早速作って飲んでみたところ、やさしい風味で意外と飲みやすい!
いいダシが出るので、塩コショウを入れたら美味しいスープになりました。内臓脂肪は見た目からでは気づきにくいので、知らないうちに溜まっていてぽっこりお腹なんてことも。
干してお湯を注いで飲むだけのえのき茶で、身体の中から健康になりたいと思います!
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(宮田茉貴子)