3月に入り、春らしいお天気も感じられるようになりました。今年の冬は極寒だったので「やっと春が来てくれた......」とちょっとホッとしています。
そして春といえばやっぱり桜! ベピーピンクの花は見ているだけで風情を感じます。散るときの儚い感じや、わずかにしか香らないところも、日本の国花らしい。
そんな桜を使った「桜餅風味のビール」が期間限定で今年新発売になりました。製造販売しているのは、地ビールで知られる「サンクトガーレン」。
天下第一の桜「高遠の桜」を使ったビール
"さくらビール"に使われているのは古くから天下第一の桜と言われる長野県伊那市高遠の桜。さくら名所100選にも選ばれていて、シーズン中は25万人もの人々が訪れるとか。今回は、そんな高遠の桜をもっと広めたいという現市長の想いから、さくらを使ったビールの開発が始まりました。
桜の花びらからとれる香料はごくわずかなので、桜風味のドリクンク類は、とても貴重なもの!それだけに、桜の花を丸ごと使うとビールが臭ってしまったり、桜の花びらだけでは香りが足りなかったりと開発には苦労があったそう。花の岳や弁は除去し、香りの少なさは葉も使用することで"桜餅風味のビール"が出来上がりました。食用として知られる八重桜の花と葉を、1回の仕込み(2,340l)に60㎏使っているそうです。
また、通常のビールは大麦麦芽を使用しますが、大麦よりも優しい口当たりの小麦麦芽を主原料に。ビールの苦みのもとになるホップの使用は控え、あくまでも高遠の桜の風味を生かした飲み心地に仕上げています。
ほんのりとした甘みが和菓子にもぴったり。今年は、桜を眺めながら飲む予定です。至福の瞬間が今から待ち遠しい!
[サンクトガーレン]
商品名:さくら
価格:1,980円/3本(税込・インターネット販売での価格)
容量:330ml
アルコール:5%
原材料:麦芽、ホップ、桜
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photo by Thinkstock/Getty Images
(若松真美)