人とのファーストコンタクトでは、必ず「自己紹介的なモノ」をするわけで。その中身は、自分の出身地、仕事、趣味、好きな食べ物、特技などの定番で構成されているのが一般的ですよね。コミュ力の高い人は、さらにここにプラスして、「自分が気さくで誘いやすい人」という印象を付け足します。今まで会った女性の中で、印象に残ったプロフィールのテクニックを紹介します。
今日のネタ元=お金のかからない女まずは、プロフィールの中で、多くの人から誘われやすい人の特徴のひとつ、自分がお金のかからない女性であることを、何気なくアピールした見た目ゴージャスなOLのA子。やはり、マジョリティからすると、金のかかる女性は、男女からも、少しだけ嫌煙されがちです。
じゃあ、A子は、どう表現したと思いますか?A子は、自己紹介の中で、「私、居酒屋に行くのも好きなんです」と、ボソッと言ったんです。僕の印象としては、「居酒屋に行くのも好き」⇒「どこでも楽しむことができる女」⇒「気軽に誘える女」という図式が浮かびました。カジュアルかつリーズナブルな代名詞「居酒屋」を出すところが、A子は狙ってはいないものの、周りからは、すごく好印象でした。
さらに分析するなら、「居酒屋も」がポイントで、本当の居酒屋好きだと、逆にチープすぎるので、「も」をつけることで、高級なお店も嫌いではないという可能性も残してるわけです。こんな、いやらしくない絶妙なアピールは上手いなって感心しました。特に、A子みたいなゴージャスな人ほど、そのギャップに周りも引き寄せられます。
お酒が好き更に続けて、A子はお酒が全く飲めない子でした。ただ、A子が上手いのは、「お酒はあまり飲めないけど、飲んでいる場は好き」と言ったんです。A子のように、お酒が飲めなくても、「お酒が好き」ということは、自分のプロフィールに入れておくといいと思いました。なぜなら、「お酒が好き」ということだけで、男女問わず、「今度、飲みにいこう?」と誘いやすくさせるきっかけになるからです。
【今日のネタ】
気軽さを印象付けるプロフィールは、人脈を広げるチャンスになる!
特に、男性からすると、お酒が好きな子は、多少なりとも隙があると勝手に思い込んでしまいますし。一番しらけてしまうのが、「私お酒飲めません」「私、お酒嫌いです」という完全なNGフレーズ。こんなこと言われてしまうと、せっかくの人脈を広げるチャンスも無くしてしまいますよね。大事なのは、「気軽さ」を印象づけることです。
(イラスト・たなかみさき)