フィットネスウェアは、撥水性や通気性、フィット感などの機能が重要視されるため、自然素材にこだわるのは現実味がないかもしれません。少しでも自然に配慮されたものがあったらいいのに......と思っていました。
環境に配慮したウェアが登場移動や体温調節のときに着るパーカーやパンツなら、自然に寄り添ったウェアをつくることができる。そこに着目したスポーツブランド「アディダス」が水を節約し、無染色テクノロジーを採用したニューモデル「Z.N.E. ZERO-DYE (Z.N.E. ゼロ-ダイ)」を発売しました。
無染色テクノロジーとは生地の風合いを生かし、染色をせず、資源を節約する無染色プロセスをさします。水の節約へのこだわりは、アスリートが口にする「水」を大切にする、という環境への配慮なのだそうです。
運動の達成感を高めてくれるウェア「Z.N.E.」の商品名には、「ZERO NEGATIVE ENERGY= アスリートが雑念を振り払い、無になる。集中を促し、試合に向け ZONE へと導く」 という思いが込められています。わたしは素人の運動好きに過ぎませんが、それでも運動中はできるだけ雑念を払い、その時間に集中したいと思います。集中できたときほど、達成感は大きくなります。
そういう意味でも、自然をリスペクトした素材のウェアを着ることは、気持ちよく体を動かすためにとても役立ち、達成感を高めてくれます。
自分だけの世界にひたれるフード付きまた、「Z.N.E. ZERO-DYE」のパーカーは、外部から遮断した状態を保つ大きめのフードになっていて、精神統一しやすい環境づくりにも配慮しています。たとえば、マラソン大会の前、最後の調整やイメージトレーニングをしたいときの味方になってくれます。
自然に寄り添い、かつ集中力を高めたいときのサポートをしてくれるウェア。いつでも着ていたくなるクールなデザインも、運動したい気持ちを後押ししてくれそうです。
[adidas]