お刺身やお寿司を食べるときに必須なわさび。日本では、ちょっとした味のアクセントとして使われることの多いわさびですが、アメリカではいま、わさびの効果・効能に注目が集まっています。
実際にアメリカで注目されているわさびの効能は、下記の通り! 日本ではなかなか知られていないものばかりで驚きました。
◆アメリカで注目されているわさびの効能
(1)関節炎、喘息、炎症性腸疾患の症状を抑える炎症抑制効果
わさびに含まれている炎症抑制物質は全身性、呼吸系、胃腸系の炎症性疾患の炎症を抑える効果があります。わさびは鼻炎をすっきりさせる効果があると言われているようですが、実際はさらに鼻に炎症を起こしてしまうので、その目的では使用しないように!
(2)虫歯・歯垢を防止する抗細菌性がある
わさびに含まれている抗菌性物質はバクテリアを殺す役割があるため、生魚と一緒に食べらています。抗菌性物質は歯周病の原因となる黴菌(ばいきん)を除去するのに役立ちます。
(3)わさびの抽出物を数種類のがん細胞に与えたところ、細胞の成長が70%減少
わさびはブロッコリーやキャベツのように、がん細胞を殺す効果があるといわれています。わさびに含まれている硫黄はがんを防止・またはがんと闘う効果もあります。
※参照元:Positive Med
また、わさびは食べなくても、役立てることができます。わさびは、O-157また腸炎ビブリオ、ブドウ球菌に対しても強力な殺菌効果があり、お弁当箱の蓋をわさびの切り口で拭いておくと、お弁当が腐りにくくなるなんていう効果も!
健康にも良くて、高い抗菌作用もあるわさび。これからも、その隠された才能を見つけていこうと思います!
[Positive Med,山本食品]
※上記の効能は、本わさびの使用を前提としています。
photo by Thinkstock/Getty Images
(取材・翻訳:山縣美礼)
(文:マイロハス編集部/篠田)
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