はじめまして! 今日から「大和撫子のための<和文化のいろは>」の連載を担当させていただきます、神森真理子です。
私は、日本を学ぶ大人の学校「和塾」の活動をはじめ、日本文化の伝道師として、日本文化・食・アートの魅力を発信するイベント企画・プロデュース・執筆・講演などの活動をしています。
その先には、「日本人としての誇りをもち、世界で活躍できる日本人を増やしたい!」「日本人として、世界に対し日本文化の魅力を発信できる日本人を増やしたい!」という想いがあります。
尊敬する白洲正子さんの言葉「日本の文化を知らなければ、西洋人には太刀打ちできない」「本当に国際的というのは、自分の国、あるいは自分自身を知ることであり、外国語が巧くなることでも、外人の真似をすることでもない」。
お世話になっている学校経営・改革のプロ、漆 紫穂子(うるし・しほこ)さんの著書の一節「語学の前に、まず日本文化を知ること。日本の伝統や文化に通じ、『和』の心を身につけることが、世界で活躍する前提になる。日本人としてのアイデンティティを確立してこそ真の国際人になれる」。
海外生活を通じて幼少期から私が感じていたことは、これらの言葉に集約されると言っても過言ではありません。
……と少し前置きが長くなりましたが、「日本文化」は気になるけれど、なんとなく敷居が高くなじめずにいる。そんな方のために、歌舞伎・文楽・香道をはじめ、「なんとなく難しそう」と思われがちな「日本文化」をとりあげ、その楽しみ方、新たな魅力、気軽に参加できる企画・公演情報などをご紹介していきたいと思います!
さて、今回は「日本文化」の中でもなじみが深い「日本食」を楽しむ企画をご紹介します。
日本食には、四季や地理的な多様性による「新鮮で多様な旬食材」「出汁」「お箸やお椀」の使用、「自然の美しさを表した盛りつけ」などといった特色があります。
「日本食文化」は、日本人が古くから大切にしている「自然を尊重する精神」にのっとり、年中行事と密接に関係し、人との結びつきを強めるという社会的慣習ともいえます。
そんな独自性の強い、「日本食文化」は、今春、ユネスコの無形文化遺産として、登録申請されました! これを記念し、『日本文化と食の神髄を味わう〜有形文化財で無形文化遺産を味わう〜』をテーマにイベントを主催させていただくことになりました。
国の登録有形文化財をはじめとする最高峰の和の空間で、日本の食・室礼・作法について、各界一流の先生をお招きし、お話をうかがいつつ、日本料理を味わうシリーズ企画。
その第1回となる10月20日(土)は、希日本食文化のユネスコ無形文化遺産への登録申請を推進する委員会の委員長を務め、『日本人は何を食べてきたか』『酒の日本文化』など多数の名著を執筆されている神崎宣武先生を講師にお招きし、国の登録有形文化財「よし梅 」で、日本料理(江戸料理!)と日本酒をいただきながら、「日本食−江戸の食−」について学ぶ内容です!
日本酒で乾杯!した後は、よし梅さんの逸品「江戸名物ねぎま鍋」、江戸時代の調味料「煎り酒」を使った一品をはじめとする、本格的な江戸の食を味わっていただきます。ちょっと敷居が高そうに感じられる「日本文化」の世界も、美味しいお酒とお料理を楽しみながらであれば、気軽に飛び込めるのではないでしょうか?
食欲の秋、日本文化と食の神髄を一緒に味わいませんか?
【参加者募集中】『日本文化と食の神髄を味わう』特別公開講座
詳細・お申し込みはこちら>>
■第1回テーマ:「日本食−江戸の食−」
日時:2012年10月20日(土)11:45開場 12:00開始
講師:神崎宣武先生(民俗学者 神崎研究室室長 旅の文化研究所所長)
会場:日本国登録有形文化財「よし梅 芳町亭」
※先生と一緒にお食事をいただきながらの講座になります!
※全3回のシリーズ企画ですが、単発でもご参加いただけます!
text by神森 真理子(かみもり・まりこ)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
パリ大学で映像・アートビジネスの勉強をし、松竹(株)に入社。ベルギー・フランス生活を通じ、「日本文化の活性化」という生涯の目標を見出し、現在は日本文化の伝道師として、日本文化・食・アートの魅力を発信するイベント企画・プロデュース・執筆・講演などを多数手掛ける。日本を学ぶ大人の学校「和塾」世話人。+ART CLUB/「食とアートの会」主宰。「銀座なでしこ会」幹事。ワインコミュニティ「OWL」主宰。フードアナリスト1級・ワインエキスパート・利酒師。【ブログ】神森真理子の『食を!アートを!日本文化を!楽しもう』。【連載】日本酒を楽しむスマホマガジン「酒ゼミ」にて日本酒コラム執筆中!【監修】現代ビジネス:安倍昭恵「対談『日本の食』を考える」
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日時:2012年10月20日(土)11:45開場 12:00開始
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会場:日本国登録有形文化財「よし梅 芳町亭」
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text by神森 真理子(かみもり・まりこ)
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