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心の平穏は「舌下温」次第! 40度のお湯に15分で温度アップ

2013/02/10 13:04 投稿

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立春を過ぎたというのに、まだまだ寒い日が続いていますね。冷えは万病のもとといいますが、身体の動きをスムーズにしてくれる消化酵素や代謝酵素など、体内酵素の働きも体温によって違ってくるのだとか。体内酵素の動きがもっとも活性化される目安は"舌下温37℃"と言われています。


舌下温が高い人ほどココロも健康に!

「舌下温」とは舌下で測る体温。脇下温より正確な体温に近いそうで、舌下温37℃より低ければ低いほど酵素の働きは鈍り、免疫力や基礎代謝も低くなるんだとか。また舌下温=体温が高い人ほど「心が穏やかになる」「混乱が少ない」という傾向も見られ、体内温度はココロの健康状態にも関係しているそうです。


冬は40度のお湯に15~20分程が最適

そんな舌下温や体温を上げる方法として、もっとも手軽なのが"お風呂"。冬なら40度。夏なら39度くらいのお湯に15~20分程度浸かるのが最適とのこと。

それにしても、冷えの解消はもちろん、美肌やダイエット効果でも知られる「ぬるめのお湯にゆっくり浸かること」はなぜこんなにも健康に良いのでしょうか?ちょっと調べてみました。

まずはお湯の温度による違いがこちら

・40~42度前後の熱めの温度
交感神経を刺激するので緊張や興奮を促しリラックスできない。肌への刺激や身体への負荷がかかるので長時間入浴できない、身体の表面しか温めることができずに汗をかくので湯ざめしやすい、お肌を乾燥させてしまうというデメリットも。朝、目覚めが悪いときに熱めのシャワーを浴びたり、短時間でむくみを取りたいときなどには効果があるようです。

・38~40度
筋肉がほぐれ、副交感神経に刺激を与えリラックス効果大。ゆっくりと浸かることができる温度なので、身体を心から温めて湯ざめしにくい。疲れやコリをほぐし、美肌やダイエット効果も期待できる。

・34~37度
熱さも冷たさも感じない温度の場合は、心拍や血液に変化がなくカロリー消費も少ないため、入浴のメリットが得られにくい。

また42度以上のお湯は血圧を急上昇させ、心拍数や酸素の消費量も増大、身体に負担になるので避けた方がいいそうです。お湯の温度によってこんなにも心身への影響が違うとは、知りませんでした!

次に、湯船につかる時間。15分~20分程度が適当と言われています。こちらについては、心臓から押し出されて全身を巡った血液が、再度心臓にもどってくるまでおよそ50~60秒と言われ、巡回する回数が多い程、温まった血液が末端の毛細血管へ届くのでより温まるからだそう。

それを知って納得。5分では5回しか巡っていないと考えると、冷えた身体や一日の疲労を解消するには物足りない気がします。時間以外の目安としては、じんわりと額に汗をかいてきた頃だそうです。

さらに入浴剤も入浴効果を高めてくれるとのことで、私は炭酸系の入浴剤を利用しています。お湯に溶け込んだ炭酸ガスの泡が末端の血液に届くことで血管を広げ、血流を促進、身体を芯から温めてくれます。

photo by Thinkstock/Getty Images

(若松真美)

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